🐠 ひとりぼっちの美しい魚
海のはるか遠くに、体中に青や緑、紫のきらきら輝く「にじいろのうろこ」を持った、世界一美しいサカナ(にじいろのさかな)が住んでいました。


周りの魚たちは彼を「にじいろのさかな」と呼んで一緒に遊ぼうと誘いますが、彼は自慢のうろこを誇らしげに見せびらかすだけで、いつもツンとすまして通り過ぎてしまいます。

🐡小さな青い魚との衝突
ある日、小さな青い魚がやってきて、「そのきらきら光るうろこを、1枚だけ分けておくれよ」と頼みます。
しかし、にじいろのさかなは「とんでもない!おれの宝物だぞ!」と冷たく追い払ってしまいました。


傷ついた小さな青い魚は、そのことを友達に話します。それ以来、海の魚たちは誰もにじいろのさかなに近づかなくなり、彼は世界一美しいけれど、世界一ひとりぼっちの魚になってしまいました。
🐙ものしりタコのアドバイス
寂しさに耐えかねたにじいろのさかなは、海の賢者である「ものしりタコ」に相談に行きます。タコは彼にこう助言しました。
「お前のきらきら光るうろこを、他の魚たちに1枚ずつ分けておあげ。そうすれば、お前は世界一美しい魚ではなくなるかもしれないが、どうすれば幸せになれるかが分かるだろう」


🩷分かち合う喜び
最初は「宝物を手放すなんて絶対に嫌だ」と思ったにじいろのさかなですが、再び小さな青い魚がうろこを欲しそうにやってきます。

にじいろのさかなはためらいながらも、一番小さなきらきら光るうろこを1枚抜いて、手渡しました。








小さな魚は大喜びでそれを体に companions。その様子を見ていたにじいろのさかなの胸に、これまでにない温かい気持ちがこみ上げてきます。




🩷本当の幸せ
噂を聞きつけた魚たちが次々と集まってきて、にじいろのさかなは1枚、また1枚と、自慢のきらきら光るうろこをみんなに分けてあげました。
気がつくと、彼の体に残ったきらきら光るうろこは、たったの1枚だけになっていました。

しかし、周りを見渡すと、海の魚たちみんなが1枚ずつキラキラのうろこをつけて輝いています。にじいろのさかなは、体中がきらきらしていた時よりも、みんなと一緒に笑っている今が一番幸せだと気づき、楽しそうにみんなと海へ泳ぎ去っていきました。

🐟6月の壁紙にぴったり
このお話は、「大切なものを分かち合う喜び」や「友達とつながる幸せ」を教えてくれます。













子どもたちが作ったこのお魚たちも、みんなで「きらきら(アルミホイルやテープ)」を分け合って、世界に一匹だけの素敵なお魚に仕上がっていますね!お部屋に飾ると、まるでみんなの優しさが詰まった海が広がっているようで、雨の多い6月のお部屋も一気に明るくなりそうです。