今日は、「マット運動」「跳び箱」「だるまさんが転んだ」の3つのプログラムに挑戦。



一見おなじみの遊びや運動ですが、実はどれも子どもたちの「日常生活の生きやすさ」や「社会性」を育むための大切な療育的意味が込められています。
たくさん汗をかきながら、全力で心身を使った子どもたちの様子と、その活動の意義をお届けします。
🤸♂️ 心と体をコントロールする3つの挑戦
1. マット運動:抜群のバランス感覚と体幹づくり
マットの上では、両手と片足をピンと大きく広げ、片足立ちでピタッと姿勢をキープするポーズに挑戦しました。












グラグラしそうな体を自分の意思でコントロールするこの運動は、体幹(インナーマッスル)を鍛えるだけでなく、自分の体が今どうなっているかを脳で把握する「固有受容覚(ボディイメージ)」を高めます。おっとっと!となりながらも、必死にバランスを保とうとする表情が印象的でした。
2. 跳び箱:変化に柔軟に対応する「適応力」
今回の跳び箱は一味違います!いつもと同じ向きだけでなく、跳び箱の方向をガラリと変えて跳ぶ練習をしました。


「いつも通り」が通用しない状況で、子どもたちは「どう手をつき、どう足を広げればいいか」を瞬時に考えます。










この柔軟なアプローチは、日常生活における急な予定変更や、予期せぬトラブルに対してパニックにならず、柔軟に対応する力(状況適応能力)へと繋がっていきます。ダイナミックに跳び越えた瞬間の達成感に満ちた笑顔は最高でした!
3. だるまさんが転んだ:耳で聴き、判断し、行動する力
「だるまさんが転んだ!」の声に合わせて、ピタッと止まったり、サッと動いたり。周囲の状況を注意深く見ながら進むこのゲームは、集団療育において非常に高い効果を持ちます。


「耳から入った指示を正確に理解する(聴覚認知)」「動きたい気持ちをグッと抑えて止まる(自己抑制能力)」「周りのお友達の動きに合わせる(協調性)」。










これらが遊びを通じて自然と引き出され、「指示をよく聴いて、正しく判断し、行動に移す」という集団生活に欠かせない基本スキルがしっかりと磨かれました。

🏃 集団活動だからこそ学べる、大切なこと
今回の活動を終えた子どもたちの背中は、びっしょりと心地よい汗で濡れていました。
個別ではなく「集団」で取り組む療育には、特別な意義があります。
お友達が頑張って跳び箱を跳ぶ姿を見て「僕もやってみよう!」と刺激を受けたり、ルールを守る心地よさを共有したり、上手くいったときにお互いに拍手を送り合ったり――。こうしたお友達との関わり合いの中でしか学べない心の育ちが、ここにはたくさん詰まっています。
みつばち児童ファームでは、これからも「楽しい!もっとやりたい!」という子どもたちの自発的なエネルギーを大切にしながら、日々の生活がよりスムーズに、そして豊かになるような楽しい療育を届けてまいります。