6階の療育施設では、スポーツスタッキングをしました。
12個のプラスチック製のカップを決められた形に積み上げたり崩したりする正確で速さを競う競技です。療育の現場でも非常に注目されており、子供たちの成長にとって大切な活動になっています。




1. 脳の活性化と「両利き」へのアプローチ
スポーツスタッキングの最大の特徴は、両手を均等に使う点にあります。
- 右脳と左脳の連携: 右手と左手を別々に、かつ連動させて動かすことで、右脳(直感・空間把握)と左脳(論理・計算)を繋ぐ「脳梁」を刺激し、脳全体の活性化が期待できます。
- 非認知能力の向上: 複雑な手順を覚える「記憶力」や、瞬時に状況を判断する「情報処理能力」が養われます。
2. 身体的スキルの向上
- 手先の器用さ(巧緻性): カップを1ミリ単位でコントロールする動きは、微細運動の発達を促します。これは将来、文字をきれいに書くことや、工作、料理、PC操作などの日常生活に必要な動作の土台となります。
- 目と手の協調性: 目で見ているものに対して正確に手を動かす「目と手の協調性」が鍛えられ、他のスポーツ(球技など)の上達にも繋がります。






3.精神面・学習面でのメリット
- 凄まじい集中力: 0.001秒を競う競技のため、短時間で「ゾーン」に入るような深い集中力が身につきます。この「ここぞという時の集中力」は、将来の受験勉強や仕事の効率化に直結します。
- 自己肯定感の醸成: タイムという明確な数字で成長が見えるため、「練習すれば昨日より早くなる」という成功体験を得やすく、自信に繋がります。
- 感情のコントロール: 焦るとカップは崩れてしまいます。ミスをした時にパニックにならず、いかに冷静に立て直すかという「レジリエンス(精神的な回復力)」が養われます。
4.社会性の発達
- コミュニケーション: 施設で仲間と一緒に取り組むことで、お互いのタイムを認め合ったり、コツを教え合ったりする「教え・教えられる関係」が自然と生まれます。
まとめ
スポーツスタッキングは単なる「カップ遊び」ではなく、「脳のトレーニング」であり「心の教育」でもあります。
ここで培われる「集中力」「器用さ」「諦めない心」は、将来どんな道に進んだとしても、困難を乗り越えるための大きな武器になるはずです。