記憶力の促進と運動療育を組み合わせた取り組みは、身体を動かして脳の血流を促しながら、ワーキングメモリー(作業記憶)や短期記憶を促進するのに非常に効果的です。
「記憶促進×運動療育」ゲーム
1. 順番通りに動こう(動作の系列記憶)
方法: 指導者やリーダーが「ジャンプ → 手をたたく → かがむ」などの動作の順番を提示し、参加者はそれを覚えて同じ通りに体を動かします。



発展: 慣れてきたら動作数を3つから5つへ増やしたり、逆の順番で動く「逆再生バージョン」に挑戦します。
2. 色・形タッチ(視覚記憶×選択反応)
方法: フロアに赤・青・黄などのマーカー(またはカード)を配置します。指導者が「赤→青→黄」と口頭やカードで提示し、その順番通りに素早く走ってタッチしに行きます。









効果: 位置と色の組み合わせを記憶しつつ、空間認識と瞬発力を鍛えます。
3. バケツ入れ替え記憶ゲーム(空間位置記憶)
方法: 複数のバケツの下に、いくつかのおもちゃやボールを隠します。どこに何が隠されているかを全員で確認したあと、少し体を動かす運動(ダンスやミニ障害物走)を挟みます。運動後、「赤いボールはどこにあったかな?」と思い出して当てます。




効果: 運動という「介入タスク」が入ることで、短期記憶を保持・維持するワーキングメモリーを強く刺激します。

記憶力促進を目的とした運動療育は、ワーキングメモリー(作業記憶)や注意・集中の制御、運動企画(体をどう動かすか組み立てる力)に課題が見られるお子さんに特に効果的です。
1. 指示の理解や記憶に難しさがある子
「靴を揃えて、カバンを置いて、手洗いをしよう」など、複数の指示(3つ以上)を同時に受けると忘れてしまう。
直前に言われたことや、ルールをすぐに忘れてしまい、行動が止まってしまう。
2. 不注意や集中力の持続が難しい子(ADHD傾向など)
気が散りやすく、一つの作業に集中し続けることが苦手。
短期集中で体を動かしながら頭を使う活動のほうが、モチベーションや注意を維持しやすい。
3. 不器用さや運動のギコチなさがある子(DCD/発達性協調運動障害傾向など)
自分の体をイメージ通りに動かす「身体感覚」が未発達で、動作の切り替えが苦手。
「目で見て(視覚情報)」+「頭で覚えて(記憶)」+「体を動かす(運動)」という一連の処理を連動させるトレーニングが必要な子。
4. 学習面(読み書き・計算)に躓きがある子(LD傾向など)
黒板の文字を写す(視覚記憶)、暗算をする(作業記憶)など、頭の中で情報を一時保持しながら処理する力が不足している。
みつばち児童ファームでは楽しい療育を提供することで無理なく出来たを増やし、自信に繋げています。