運動施設では、子どもたちが今いちばん熱中している「Jボード」と「一気三歩」が行われました!
まずは、バランス感覚が試される難関競技のJボード。


新一年生の中には「一度も乗ったことがない…」という子ばかりです。
最初はグラグラしていても、あきらめずに練習を重ねるうちに……気付けばスイスイと風を切って滑れるように!「努力すれば自分だってできるんだ!」というキラキラした自信と達成感が、子どもたちの表情からあふれ出ています。

そんな一年生の姿に刺激を受けるのは、2年生以上の先輩たち。「新入生には負けていられないぞ!」と、始めたばかりの子も負けじと闘志を燃やして頑張っています。

そして、すでにJボードを乗りこなす上級生たちは、さらに進化した超絶テクニックを次々と披露!ダイナミックな技の数々に、周囲からは歓声が上がっています。




さらに、みつばちで大人気の競技といえば一気三歩!
一筋縄ではいかない難しいルールが、子どもたちの「やってみたい!」という冒険心に火をつけます。

「どうすればクリアできるかな?」と頭を使い、お互いに声を掛け合いながら、難しいルールにも果敢にチャレンジ!
ただ勝つだけでなく、難しさを乗り越えるプロセスを全力で楽しみながら、みんなでイキイキとゴールを目指して頑張っています!





Jボードの誕生
「Jボード(ジェイボード)」は、前後に1個ずつ車輪があり、体をひねることで前に進む独特なボードですね。一般的には「キャスターボード」や「ブレイブボード」などとも呼ばれますが、この乗り物の歴史と、なぜ日本でこれほど広く普及したのかについて解説します。
1. キャスターボードの誕生と歴史
Jボードのルーツとなる「キャスターボード」の歴史は、2000年代の初頭に始まります。
- 発祥は韓国(2000年代初頭)
2輪のボードをねじりながら進む仕組みは、2000年代前半に韓国で開発された「エスボード(ESS Board)」が元祖とされています。それまでの4輪スケートボードとは異なり、「地面を蹴らなくても、自走できる」という画期的なアイデアでした。 - アメリカでの大ヒット(2007年頃〜)
この仕組みに目をつけたアメリカの玩具メーカー「Razor(レイザー)社」が、2007年に「リップスティック(Ripstik)」という商品名で発売。これがアメリカの子供たちの間で爆発的な大ヒットを記録しました。
2. 日本で「Jボード」として広まった所以
アメリカでの大流行を受け、2008年頃から日本にも上陸します。「なぜ日本でJボードという名前や文化が定着したのか」その所以ですが、
① キックスケーターの有名ブランド「JD RAZOR」の仕掛け
日本でこのタイプのボードが流行した最大の理由は、キックスケーター(キックボード)のブームを巻き起こした「JD RAZOR(ジェイディレーザー)」ブランド(JDジャパン社)が、日本市場向けに「J BOARD(ジェイボード)」という商品名で大々的に売り出したからです。
すでに「JDのキックボード」として親戚や親世代に高い信頼と知名度があったため、おもちゃ屋さんや量販店に「Jボード」として並ぶと、またたく間に子供たちの間でその名前が定着しました。
② 「ブレイブボード」との二大巨頭によるブーム
ほぼ同時期に、別の会社(ビタミンiファクトリー社)がアメリカのリップスティックを「ブレイブボード」という名前で日本に導入しました。
この「Jボード」と「ブレイブボード」が競い合うようにして日本の小学校などで大流行したため、日本では製品のジャンル名(キャスターボード)よりも、「Jボード」や「ブレボ」という商品名の方が通称として広く使われるようになったのです。
日本の住宅・道路環境にマッチした
日本で特にこのボードが流行した背景には、日本の環境も関係しています。
4輪のスケートボードはある程度広い場所やスピードが必要ですが、Jボードはその場でクネクネと体を動かすだけで狭いスペースでも乗ることができます。これが「日本の公園や家の前の限られたスペースでも遊びやすい」という環境にピタリとはまり、日本の子供たちの定番スポーツトイとしての地位を確立しました。