今日は、子供たちと一緒に「お買い物練習」に出かけました。舞台は、大きなショッピングモール、イオンです。

目的は、単に欲しいものを買うだけではありません。昨日から家族で何が必要で何を優先すべきか、限られた予算内で相談して頂きました。
「無駄遣いをしないこと」「お父さんやお母さんが一生懸命働いて下さるからこそ、この品物が買えること」を知ってもらい、お金を大切にする気持ちを育むことが真の狙いです。
設定した予算は、一人1000円。
子供たちは、自分で考え、計画を立てるという課題も背負い、ちょっぴり緊張しながらも、瞳を輝かせてイオンの門をくぐりました。


中に入ると、目の前には数多くのお店が立ち並び、きらびやかな看板や色とりどりの商品が子供たちを誘惑します。












ファッション、おもちゃ、文房具、食料品…。「あのお店何かな?」「あの品物、かっこいい!」と、あちこちへ駆け出す子供たちの様子は、まるで宝島を見つけた冒険家のよう。
お店を巡る中で、子供たちは様々な発見をしました。「お客様が品物を探しやすくするために、見やすく並べてあるんだね」「話題の商品や流行のキャラクターが目立つところに置いてあるよ」「昔からあるお菓子も売ってる!」。
そう、お店には、お客様が興味を持って買い物を楽しんでもらえるよう、陳列の工夫、照明の効果、音楽の演出、POPの作成など、数えきれないほどのアイデアが凝らされているのです。子供たちは、その一つひとつに目を留め、自分たちをワクワクさせる仕掛けに気づいていきます。













お気に入りの品物を手にとり、予算と相談する子供たちの表情は真剣そのもの。時には、何にしようか迷ったり、予算をオーバーしそうになったりして立ち止まることもありました。
しかし、家族で決めた約束と、予算という制約が、彼らにとって大切な指針となりました。
お買い物の最後は、会計です。レジに運び、お金を払います。レジの仕組み、お釣りの計算、レシートの見方…。

















レシートを片手に、お釣りが正しいか計算したり、どんな品物を買ったか記入したりする子供たちの姿は、立派な買い手そのものでした。お会計を済ませた時、子供たちは、自分で選んだ品物を自分の手で受け取り、誇らしげな笑顔を見せてくれました。













買い物の意義は、単に品物を手に入れることだけではありません。
- 家族の会話と協力: 何を買うか、いくら使うか、家族で相談し、協力して計画を立てる。
- 社会の仕組み: 品物がどのように作られ、お店に並び、私たちの手に届くのか、流通や社会の成り行きを学ぶ。
- 経済の基礎: お金には価値があり、限られた資源である。働いてお金を得て、それを交換することで、品物を手に入れていることを学ぶ。
- 消費者の役割: 良い品物を選ぶ力、無駄遣いをしない判断力、お金を大切にする心を育む。
- 新しい発見と喜び: 新しい品物やお店を知り、ワクワクするような体験をする。
イオンでの小さな一歩でしたが、子供たちにとっては、社会の一員としての役割を学び、自立心を育む、大きな大きな経験となりました。今回の経験が、彼らにとって、豊かな人生を築くための糧となれば、これほど嬉しいことはありません。