運動施設では、子どもたちの元気な声と、施設いっぱいに響く足音とともに、白熱した「一気三歩」が始まりました!




緑色のボールを手にすると、周りをキョロキョロと見渡しながら「誰を狙おうかな?」と相手の動きをじっくり観察。狙いを定めてボールを投げる子もいれば、ボールが飛んでくる気配を感じてサッと身をかわしたり、素早く走って逃げたりする子もいます。



「わっ、来た!」「逃げろー!」「こっちだよ!」と、あちこちから楽しそうな声が飛び交い、子どもたちは大盛り上がり! 腰を低くして相手の動きをうかがったり、ボールの行方を目で追いながら素早く方向転換したりと、一人ひとりが全身を使って夢中になっていました。









ボールを投げる瞬間の真剣な表情、うまくよけられたときのパッと輝く笑顔、そして仲間と顔を見合わせて笑い合う姿。勝負のドキドキ感を味わいながらも、子どもたちの表情は生き生きとしており、施設内は終始、活気と笑顔に包まれていました!
🌈 遊びながら伸ばす!「一気三歩」に込められた療育の力
「一気三歩」は、ボールを持って動ける歩数が限られているからこそ、ただ投げたり逃げたりするだけではない、考える力と身体をコントロールする力が求められる運動遊びです。
① 瞬時に考える力・判断力を育む!
「どこから投げたら当たりそう?」「今、投げても大丈夫かな?」と、相手の位置や動きを見ながら瞬時に判断します。限られた歩数の中で次の行動を考える経験が、状況を把握する力や先を見通す力につながります。
② 身体のバランスとコントロール力を高める!
ボールを持って歩数を調整し、投げるときには身体の向きや腕の振りを意識する。逃げるときには急に止まったり、方向を変えたりと、さまざまな動きが必要になります。こうした経験を通して、体幹やバランス感覚、目と手・足を連動させる協調運動能力を養います。
③ 見る力・空間を捉える力を伸ばす!
自分の目の前だけでなく、コート全体を見渡して、仲間や相手の位置、ボールの動きを捉えることも大切です。周囲に目を向けながら、自分がどこに動けばよいかを考えることで、視野の広がりや空間認知能力の向上を目指します。
④ 仲間との関わりとルールを守る力を育む!
みんなで楽しく遊ぶためには、ルールを理解して守ることや、相手の動きを見て行動することが欠かせません。仲間の頑張りを応援したり、勝っても負けても気持ちを切り替えたりする経験は、コミュニケーション力や社会性を育む大切な機会になります。
⑤ 挑戦する気持ちと自信につなげる!
「今度は当てたい!」「次はうまくよけるぞ!」と、何度も挑戦する子どもたち。思いどおりにいかない場面も、工夫しながら繰り返し取り組むことで、少しずつ自信が育っていきます。
身体を思いきり動かす楽しさと、頭を使って作戦を考える面白さ。その両方を味わえる「一気三歩」は、子どもたちの心と身体の成長を支える、笑顔いっぱいの療育活動です。
これからも、遊びの中で生まれる「できた!」「楽しい!」「もう一回!」という気持ちを大切にしながら、一人ひとりの成長を応援していきます!🐝