個人活動も個々の成長を促すには大切な療育ではありますが、集団活動には個々の成長に留まらず、日々起こりうる突発的な状況にも即座に対応できる能力、周囲の状況の把握、コミュニケーション力、そこから培われる社会性に至るまで、人して生きていくうえで数々の必要な要件を満たすべき事を、今から楽しみながら無理なく獲得できるようにと考えております。
みつばちでは、5領域療育を念頭に運動から体幹を鍛え、姿勢の維持、学習意欲や言語力、生活リズム、空間認知力、瞬発力、集中力、切り替え、落ち着き、冷静さなど、身体全体を鍛える事で脳の活性化を図り、様々な要件を獲得できるような療育を提供しています。
又、運動には参加しなくても違った形で、集団活動に参加されているお子さんもいらっしゃいます。みんなの写真撮影や審判係です。出来る事からの参加で、仲間意識が芽生えるようにしています。
お子さんたちと一緒になってトレーニングのやり方等を考え工夫もします。
ハードル飛びです。高さや間隔も不均等でその上を飛んでいきました。
身体を慣らした処で、跳び箱飛びです。
踏み切りのタイミングも上手くなり距離間隔も身体で理解出来てくるようになって来ています。
次に自分たちで話し合いで競技を展開していきます。
やりたい競技をみんなで決めていく事で、自分達の想いが伝えられるようSST要素も入れながら、仲間意識、やる気や前向きさ決断力、次への行動へとスムーズに移行できるようにと進めています。下の写真は写真係のお子さんが撮影してくれました。
決めた競技は、ドッジビーでした。多くの集団活動の中には、ドッジビーはみんなの大好きな競技になっています。