白餅・エビ餅・昆布餅づくり
もういくつ寝るとお正月~。
ひと昔前までは、お正月が近づくと、お餅をつくのが恒例で、神棚や仏様に感謝とお祝いのお餅をお供えし、無病息災を祈願して年の暮れを迎えたものです。
鏡餅には意味があって、三種の神器の鏡・玉・剣を表していると言われています。。
★鏡餅は、.八咫鏡(やたのかがみ)の丸形を形取ったもの。
(餅を重ねているのは、「重ね重ね」と願う気持ちを込めているそうです。又、太陽と月を表現しているとも言い伝えがあります。)
★橙/みかん(八尺瓊勾玉/やさかにのまがたま)を表す。
(元々、橙を飾ざるらしく、大きく実っても木から落ちず、「代々(橙/だいだい)大きく繁栄して尚も落ちない」という家系の継続・繁栄を願うものらしいです。)
★干し柿(天叢雲剣/あまのむらくものつるぎ)を表す。
(吊し柿は縁起の良い長寿の木。[喜(よ)い事がやってくる=喜来(柿)]
という語呂合わせによる意味らしく、干し柿を串に刺した「串柿」が一般的で、財が(宝)が串で刺した様に集まると言われて飾つけられる説と、10個の干し柿を刺し、両端に2個ずつ、真ん中に6個を置くため「外はニコニコ、仲むつまじく」という語呂合わせで、家庭円満の願いが込められているという説もあるそうです。)
我々の生活に欠かせない日本の良き伝統が忘れ去られていく昨今、少し寂しい気がいたします。
みつばちでは、つきたてのお餅を一人ひとり丸めて、ふわふわのお餅の感触を体験しました。豚汁をみそ仕立てにして、お餅だけをきな粉につけたり、砂糖醬油や黒蜜などにつけていただきました。一足早く新年を迎えた気分です。新米を頂けることに感謝でした。