新しい一年が始まり、みつばち児童ファームでは新年恒例の「書き初め」をしました。
まずは準備からスタート。
スタッフから「半紙(はんし)」「墨(すみ)」「筆(ふで)」「下敷き」「文鎮(ぶんちん)」といった、書道に欠かせない道具の名前と使い方の説明がありました。

初めて見る道具に目を輝かせる子、久しぶりに触れる感触にワクワクする子、みんな真剣な表情で聞き入っていました。




🎨 伝統に縛られない、自由で力強い表現力
いざ筆を握ると、子どもたちの個性が一気に爆発!
今年の干支にちなんで「うま」や「午年」と力強く書く子もいれば、新年の運勢を占うように「大吉」、そしてちょっと控えめな「小吉」と書いて笑いを誘う子もいました。








さらには「柚の風呂」や「さどが島」、「空」など、その時々の思いつきや大好きなものを形にする子もいました。



中には「バイオピクミング」や「水曜日」など、現代っ子らしいユニークな発想の作品も飛び出し、伝統的な行事が一気に「自分たちの表現の場」へと変わっていきました。




✨ みんなが主役!生き生きとした筆づかい
スタッフと一緒に筆を添えて書く時間は、温かな交流のひととき。
「ここをグッと太くしよう!」「上手だね!」という声かけに、子どもたちの背筋もピンと伸びます。
真っ白な半紙に向き合い、墨の香りに包まれながら、一筆一筆を大切に運ぶ。
書き上げたあとの、少し手や顔に墨がついた誇らしげな顔が、何よりも素晴らしい新年の幕開けとなりました。
今年もみつばち児童ファームでは、子どもたちの「やりたい!」という気持ちを大切に、個性がキラリと光る活動をたくさん行っていきたいと思います。

書道の世界には、歴史の流れとともに生まれた主要な「五体(ごたい)」と呼ばれる5つの書体があります。
日常で見かける読みやすいものから、アートのように崩したものまで、それぞれの特徴をまとめました。
- 楷書(かいしょ)
最も基本的で、現在私たちが日常で使う文字に最も近いスタイルです。
- 特徴: 一画一画を正確に、筆を離して丁寧に書きます。
- 用途: 学校の習字の授業で最初に習う書体です。
- 印象: 端正、誠実、公式。
- 行書(ぎょうしょ)
楷書を少し崩し、動きをつけた書体です。
- 特徴: 点画をつなげたり、省略したりして流れるように書きます。
- 用途: 手紙や日常のメモなどで最もよく使われます。
- 印象: スムーズ、軽快、優雅。
- 草書(そうしょ)
行書をさらに簡略化し、速く書くために進化した書体です。
- 特徴: 独特の省略が多く、知識がないと読むのが難しいですが、芸術性が非常に高いです。
- 用途: 作品制作、掛け軸など。
- 印象: 躍動感、抽象的、ダイナミック。
- 隷書(れいしょ)
お札(日本銀行券)の文字や、看板、印鑑などによく使われる独特の書体です。
- 特徴: 横長で、横線の終わりに「波打ち(はたく)」と呼ばれる独特のハネがあるのが特徴です。
- 用途: 公的な文書の表題、デザイン性の高いロゴなど。
- 印象: どっしりしている、伝統的、レトロ。
- 篆書(てんしょ)
最も古い歴史を持つ書体で、漢字の原型(象形文字)に近い形をしています。
色々な文字を知って私たちの生活とどう関わりがあるか勉強するのも楽しいです