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ペットボトルでけん玉づくり

療育施設では、子どもたちがペットボトルと身近な材料を使ったオリジナルけん玉づくりに挑戦しました。


🛠️ 作成手順

✴︎ペットボトルの準備: 透明なペットボトルを使い、カッターなどで本体を半分に切ります。この時、切った上部(口の部分)の2個分を用意しました。

✴︎接続: 用意した2つのペットボトルの「蓋の部分」同士を、ボンドなどの接着剤でしっかりと繋ぎ合わせ、砂時計のような形にします。これがけん玉の「けん」の部分となります。

✴︎装飾: 透明なボトル部分に、油性マジックを使って思い思いの模様や色をつけ、カラフルに飾り付けました。虹色や、独自のキャラクター、幾何学模様など、個性豊かな作品が並びました。

✴︎玉の作成: けん玉の「玉」は、紙とタコ紐を使って手作りしました。タコ紐の先端に紙で丸めた玉をセロテープでしっかりと固定し、蓋のつなぎめの部分に紐を結びつけました。


🎉 完成と遊び
こうして、色とりどりの世界に一つだけの手製けん玉が完成しました。子どもたちは自分で作ったけん玉を手に取り、得意気にスタッフの先生やお友達に披露してくれました。明日は、手づくりのけん玉で遊びましょうね。

廃材を利用したエコで創造性豊かな工作活動となりました。

🇯🇵 けん玉づくりがもたらすメリット
けん玉づくりは、単におもちゃを制作するという行為に留まらず、教育的、認知的、そして個人的な成長にわたる多面的なメリットをもたらします。

  1. 創造性と表現力の向上
  • デザインとカスタマイズ: けん玉の形、色、模様を自由にデザインする過程は、参加者の創造性を刺激します。特に子供にとって、自分だけのユニークなけん玉を作る経験は、自己表現の機会となります。
  • 工芸への理解: 木材を加工し、色を塗り、仕上げるという作業を通じて、参加者は日本の伝統的な工芸や素材に対する理解を深めることができます。
  1. 集中力と精密な運動能力の発達
  • 手先の器用さ: けん玉の各パーツを正確に削ったり、磨いたり、組み立てたりする作業は、精密な手の動きを要求します。これにより、器用さと空間認識能力が養われます。
  • 集中力の持続: 細部に注意を払いながら作業を進める必要があるため、集中力を維持する力が鍛えられます。これは、他の学習や活動においても役立つ重要なスキルです。
  1. 達成感と自己肯定感の育成
  • 完成の喜び: ゼロから何かを作り出し、それが実際に遊べる道具として機能するのを見た時、参加者は大きな達成感を得ます。
  • 愛着の形成: 自分で作ったけん玉には、市販品にはない特別な愛着が湧きます。この「マイけん玉」で遊ぶことは、自己肯定感を高め、遊びへのモチベーションを向上させます。
  1. コミュニケーションと協力の促進 (グループでの活動の場合)
  • 共同作業: グループでけん玉づくりを行う場合、参加者は道具の共有、作業の手順の教え合いなど、協力とコミュニケーションのスキルを自然と学ぶことができます。
    結論
    けん玉づくりは、遊び道具を手にいれるという結果だけでなく、創造性、集中力、手先の器用さ、そして達成感を同時に育むことができる、非常に価値のある体験になりました。お家でも作ってみてくださいね。

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