手作りの絵馬で迎える午年 (うまどし) 🐎
もうすぐ新しい年がやってきます。来年の干支は「午年」です!
今回は、この特別な午年にちなんで、子どもたちが自分だけの手作り絵馬に挑戦しました。ただ描くだけではなく、下地の鮮やかな色を削って表現するスクラッチアートという技法に、一から取り組んでいます。お家で簡単にできますので、みなさんで楽しんでください。

















制作プロセス
- 🖌️ 土台作りと色塗り
スタッフが絵馬の形に木材を切り出し、丁寧にヤスリがけを行った後、いよいよ子どもたちの出番です。
まず、絵馬の土台にクレヨンで好きな色を塗りつぶします。これが、絵を削り出したときに現れる鮮やかな下地になります。



- 🖤 黒い層で覆う
次に、クレヨンの層を完全に覆い隠すように、アクリル絵の具の黒や紺色を全体に厚く塗っていきます。





- ✨ 削り出しでデザイン
絵の具がドライヤーでしっかり乾いたら、先の尖った串棒を使って黒い表面を削り、模様を描いていきます。削った部分から、下に隠れていたクレヨンの美しい色が浮かび上がってきます。



子どもたちは、来年の干支である「午」のモチーフを中心に、思い思いの絵柄やメッセージを楽しく表現しました。
このスクラッチアートの絵馬は、色を塗る楽しみ、隠された色を削り出す驚き、そして完成の喜びが詰まった、個性あふれる素敵な作品に仕上がりました。

- スクラッチアートは、黒い表面(スクラッチ面)を専用のペンや竹串などで削ることで、下に隠されたキラキラしたホログラムの線やカラフルな色の線を浮かび上がらせて絵柄を完成させる技法です。
- もともとは、クレヨンでカラフルに塗った上から黒いクレヨンなどで塗りつぶし、その黒い面を引っ掻いて下の色を出す、という子どもの頃の遊び(引っ掻き絵)がルーツになっています。
- スクラッチアートの魅力と効果
- その手軽さと美しさから、近年、子ども向けだけでなく大人向けの「癒やし」アイテムとしても人気が高まっています。
| 魅力・効果 | 詳細 |
|---|---|
| 手軽さと達成感 | 市販のものは下絵が描かれていることが多く、その線をなぞって削るだけで、簡単に美しいアート作品が完成します。複雑な絵柄でも「自分で描けた」という達成感が得られます。 |
| 癒やしと集中力 | 黙々と削る作業は、時間を忘れるほど集中でき、自律神経を整えたり、ストレス解消やリラックス効果があると言われています(マインドフルネスに近い効果)。 |
| 知育・脳トレ効果 | 手や指を動かし、カラフルな色合いに触れることが脳を刺激するため、子どもの想像力や色彩感覚を育む知育目的や、高齢者の認知症予防やリハビリにも活用されています。 |
| 自作する方法(写真の絵馬作りの手順) | |
| 市販の専用シートもありますが、写真のようにご自身で材料を用意して楽しむこともできます。基本的な手順は以下の通りです。 |
下地の色塗り
画用紙などの土台に、クレヨンやクレパスで好きな色を隙間なく濃く塗りつぶします。(色を濃く塗るほど、削ったときの色がはっきり出ます。)
上塗り
上から黒や紺色などの暗い色(クレヨン、またはアクリル絵の具など)で、下の色が見えなくなるように全体を塗りつぶします。
乾燥
上塗りの絵の具などが完全に乾くのを待ちます。(ドライヤーを使うと時間短縮できます。)
削り出し
竹串や専用ペンなど先の尖った道具で、表面の黒い層を削り、模様を描いていきます。削った部分から、下のカラフルな色が顔を出します。
このアートは、削る道具の太さや形を変えたり、削る範囲を調整したりすることで、さまざまな表現が楽しめる奥深い遊びです。