みつばち児童ファームの教室内は、今日も子どもたちの「好き!」というエネルギーで満ち溢れています。
パソコンに向かう子どもたちの眼差しは真剣そのもの。ここでは、ただゲームで遊ぶだけではありません。人気の「マインクラフト」では、サバイバル生活で生き抜く知恵を絞ったり、自分だけの理想の街を作り上げたりと、壮大な世界を構築中!






さらに驚くのは、プログラミング学習ソフト「Scratch(スクラッチ)」を使った活動です。「ゲームは遊ぶもの」から「自分で作るもの」へと大進化!
「どうやったらもっと面白くなるかな?」「ここを動かすにはどうすればいい?」と試行錯誤しながら、自分だけのオリジナルゲームを開発する姿は、まさに小さなクリエイターです。

机の向こうでは、太鼓の達人でリズムに乗ってフルコンボ!バチを握る手にも力がこもります。


そして、手先を使った活動も大人気。折り紙では、愛らしい「らぶぶ」のキャラクターから、複雑でカッコいいドラゴンまで自由自在。完成した作品を手に「見て見て!」と誇らしげに見せてくれる笑顔が、自信に満ちて輝いています。








友達同士でパソコンの画面を覗き込んだり、教え合ったりする姿も見られ、自然なコミュニケーションの輪が広がっています。

💡 「好き」を伸ばす療育!それぞれの活動のメリット
みつばち児童ファームでは、子どもたちが楽しみながら取り組む活動の中に、大切な療育の要素がたくさん詰まっています。
- パソコン・プログラミング(Scratch・マインクラフト)
- 論理的思考力(プログラミング的思考)の育成:
「こうすると、こう動く」という順序立てた思考や、思い通りにいかない時の原因を探る問題解決能力が自然と身につきます。 - 空間認識能力と想像力:
マインクラフトでの建築やサバイバルは、立体的な空間を把握する力や、何もないところから計画を立てて形にする創造力を養います。 - 集中力の向上:
自分の興味のあることに没頭することで、長時間集中を持続させるトレーニングになります。
- 折り紙・創作活動
- 微細運動(手先の巧緻性):
角と角をきっちり合わせる、細かく折るなどの作業を通じて、指先のコントロール力や手先の器用さを高めます。 - 遂行機能と忍耐力:
手順書を見ながら完成までのプロセスを理解し、最後まで諦めずにやり遂げる力が育ちます。 - 自己肯定感の向上:
自分の手で一つの作品を作り上げる達成感は、「できた!」という大きな自信に繋がります。
- 太鼓の達人(リズムゲーム)
- リズム感と身体協調性:
音楽に合わせてタイミングよく体を動かすことで、聴覚と身体動作の連動(協調運動)をスムーズにします。 - 反射神経とビジョントレーニング:
流れてくる音符を目で追い、瞬時に反応して手を動かすことは、眼球運動や反射神経の良いトレーニングになります。 - ストレス発散:
思いっきり太鼓を叩く爽快感は、情緒の安定やストレス解消にも効果的です。