今日はみんなが楽しみにしていたプラ板づくりです。
まずはパソコンを使って、好きなキャラクターを検索。
「これにしようかな?」「うわぁ〜こっちもいい!」と画面を見ながら大盛り上がり✨
お気に入りの一枚を見つけると、満面の笑みで「これに決めた!」と嬉しそうにはしゃぐ一面も。笑




プリントした絵をプラ板にうつし、ていねいに色をぬっていきます。
みんな真剣そのもので、部屋の中はシーンと集中モード。
お子さんの「ちょっとはみ出た〜!」の一言で笑いが起こり、楽しい雰囲気に包まれました☺️












スタッフはマウス操作や印刷のサポートをしながら、一人ひとりの「やりたい!」を応援。
声をかけたり、できた作品を一緒に楽しんだりしながら、子どもたちの表情も、どんどん和らいでいきました。
そして、いよいよトースターへ!
中でプラ板がクルクル動きながら小さくなる様子に「わぁ〜!」「生きてるみたい!」と大歓声!😂
完成したキーホルダーを手に、「かわいくできた!」「早くカバンにつけたい!」と、はやる気持ちが抑えられません。笑

















今回の活動では、パソコンを使って好きな絵を選ぶことで、楽しみながらも自分の表現が広がっていく様子が見てとれ、素敵な作品が勢揃いしました。
“好き”を形にしながら、集中力や手指の使い方、そして何より“できた!”という達成感をたっぷり味わうことが最大の成果に繋がったのではないでしょうか。

★日本におけるプラ板流行のきっかけや背景を調べてみました。
プラ板遊びは、1980年代から1990年代前半にかけて、主に日本の小学生の間で大流行した遊びとして知られています。
手軽さと面白さ
プラスチック板に絵を描き、それをオーブントースターで加熱するだけで、板が縮んで硬く、厚みのあるアクセサリーやチャームに変わるという、目に見える変化の面白さが、特に子どもたちの興味を強く引きました。
特別な道具が不要で、家庭にあるオーブントースターなどを使って手軽に制作できた点も、普及を後押ししました。
実用性とコレクション性
完成したプラ板に穴を開けてキーホルダーにしたり、ペンダントにしたりと、自分で作ったものが実用的なアイテムになることが魅力でした。
当時は人気漫画やアニメのキャラクターを写し描きして作品を作るのが主流で、友達同士で交換したり、自慢し合ったりといったコレクションやコミュニケーションの要素が流行を加速させました。
専用キットの登場
人気が高まるにつれて、プラ板、マーカー、キーチェーンなどがセットになった専用キットが市場に登場し、より多くの人が簡単に始められる環境が整いました。
これらの要因が複合的に作用し、プラ板遊びは昭和の終わりから平成初期にかけて、子どもたちの間で一大ブームとなりました。
✴️近年の再ブーム
1990年代後半に一度人気は衰退しましたが、近年はハンドメイドクラフトの分野で再び注目を集めています。レジン液でのコーティング、色鉛筆やパステルなど多様な画材の使用、立体的な造形といった表現技術の進化により、大人が楽しめるアクセサリー制作の素材として人気が再燃しています。
プラ板で作るアクセサリーや小物の「作家」も登場し、一目ではプラ板と分からないような洗練された作品が作られるようになっています。
みつばちっ子達も、素敵な作品に仕上けでいました。