🎉みつばち児童ファームでおはなし会がありました。とっても素敵なおはなしでした。

みつばち児童ファームに、橿原市文庫連絡会から心がポカポカ温まる「お話の配達」が届きました!

ワクワク、ドキドキの楽しいひとときでした。
🌟指先から魔法が飛び出す「2わのことり」
おはなし会の幕開けは、かわいらしい指人形劇「2わのことり」。

指にちょこんと乗った2羽の小鳥たちが、ひょっこり登場したり、パッと姿を消したり…!
「どこ行ったの?」「あっ、出てきた〜!」と、声に合わせて動く小鳥に、子どもたちの目はまんまる!
指先から生まれるシンプルな魔法に、みんなもう夢中でした。

🔥ハラハラドキドキ!「やぎとライオン」の知恵くらべ
次に登場したのは、ちょっぴりスリル満点のお話「やぎとライオン」。

優しそうに近づいてくるライオンの正体は…なんと子ヤギを狙うハンター!
「食べられちゃう⁉」と緊迫した空気に包まれる中、ヤギの機転が光ります!
スカッと痛快な結末に、子どもたちは思わず拍手!
「勇気」や「知恵」って、すごいパワーなんだなって感じられるお話でした。
🍀「のはらうた」フェルト動物がニョロニョロ!子どもたちの目が釘付け
いよいよ次お話は「のはらうた」の登場です!この演目の主役は、色鮮やかなフェルトで作られた動物たち。
幕が上がると、まずはカタツムリがゆったりと、次にはヘビがニョロニョロと、そしてサルがひょっこり、最後にはお月様がまあるく、次から次へとまるで命が吹き込まれたように滑らかに現れました。





子どもたちは、「次はなんだろう?」「あれは何かな?」と目を皿のようにして舞台に集中!フェルトの動物たちが動き出すたびに、小さなどよめきや歓声が起こり、会場全体が期待とワクワク感で満たされていました。動物たちがニョロニョロ、ひょこひょこと動くたびに、子どもたちの瞳はキラキラと輝き、お話の世界に引き込まれている様子が手に取るように分かりました!
🍀次は大型絵本
宮西達也さん作・絵の『おまえ うまそうだな』とても有名で感動的なおはなしでした。山が噴火して生まれたアンキロサウルスの赤ちゃんは、広い荒野にひとりぼっちでした。

泣きながら歩いていると、大きな大きなティラノサウルスに遭遇します。ティラノサウルスは「ガオー! おまえ、うまそうだな」と大きな口を開けて赤ちゃんに近づきます。



ところが、アンキロサウルスの赤ちゃんは、この言葉を「自分の名前を呼んでくれた」「お父さんだ!」と勘違いし、ティラノサウルスの足元に抱きついて「おとうさーん!」と叫びます。
食べるつもりだったティラノサウルスですが、無邪気になつく赤ちゃんに戸惑いながらも、次第に父性のような愛情が芽生えます。ティラノサウルスは赤ちゃんに「ウマソウ」という名前をつけ、二人の奇妙な親子生活が始まります。
肉食恐竜であるティラノサウルスは、危険からウマソウを守り、ウマソウはティラノサウルスに赤い実をあげるなど、種族を超えた温かい交流を深めていきます。
しかし、いつまでも一緒にいることはできないと悟ったティラノサウルスは、ウマソウのためを思い、やがて別れを決断します。
別れの場面はとても切なく、ウマソウへの不器用ながらも深い愛情が描かれており、みつばちのお子さんの胸を打ちます。
この物語は、「親子の絆」「本当の強さ」「優しさ」とは何かを教えてくれる、感動のストーリーでした。
🍀次に登場したのは、人間とネコの朝のひとときを描いた心あたたまるお話、「2人の朝食ごはん」。


静かな朝、テーブルの上にはトーストや目玉焼き、コーヒーの香り…。

その横では、ネコのミケが、ちょこんとおすわり。じーっと見つめるその視線の先には、もちろん「おいしいもの」!
「ミケにも何かちょうだいよ〜」とばかりに、体をすりすり、おねだりアピールも全開!
でもなかなかごはんが出てこなくて、ちょっぴり不満顔…。

ところが最後には、なんと大好物のお魚が登場!✨

お皿の上のごちそうをペロリとたいらげて、ミケは大満足。しっぽをふりふり、お腹も心もぽっかぽか♪
会場では、ミケのかわいい仕草にクスッと笑ったり、「よかったね〜!」と優しい声があがったり。
あたたかな朝の空気がそのまま伝わるような、やさしいお話でした。
🍀みんなが主役!参加型紙芝居「ねぇ、どれがいい?」

そしてクライマックスは、子どもたちも大活躍の参加型紙芝居「ねぇ、どれがいい?」!




4つの絵から「どれがいい?」と問いかけられると、さっきまで静かに聞いていた子どもたちが一斉に「これーっ!」「ぼくはこっちー!」と大はしゃぎ!
自分の気持ちを元気に伝える、そんなシーンにこちらまで笑顔になります。
全員で作り上げたような、にぎやかであたたかな時間でした。









📖お話の世界に夢中!
最初から最後まで、子どもたちはじっと耳を傾け、心の奥で物語を感じ取っていました。
笑ったり、驚いたり、考えたり
みんなの中に、きっと何かが残る素敵な時間になりました。
みつばち児童ファームに、再び心ときめくお話が届きますように。
次回のおはなし会も、楽しみにしています!🌈✨
おはなし会の皆さん本当に素敵なおはなしを届けてくださり有難うございました。

おはなし会が終わった後で、みんなで「お豆腐ドーナツ」を作りました。
材料の計量や豆腐をつぶす作業、絞り袋を使って丸やハートに油であげる工程まで、スタッフの先生とともに一つひとつの手順を丁寧にこなしていきました。
















油で揚げた瞬間に広がる香ばしい香りに包まれ、揚げ色がつくと「かわいい!」「おいしそう!」と笑顔があふれました。完成後はみんなで味わいました。
「ふわふわでおいしい!」
「もっと食べたい!」
とても好評でおかわりする子もたくさんいました。
協力して作る喜びや達成感を感じる時間となり、安全に配慮しながら楽しく取り組む事ができました。














ふわふわドーナツの作り方
材料(2人前)
・ホットケーキミックス 200g
・絹ごし豆腐 150g
・卵(Mサイズ) 1個
・揚げ油 適量
コツは豆腐をなめらかになるまでよく混ぜ、卵を加え、ホットケーキミックスを少しづつ入れることです。
レシピを持ち帰りして頂きましたので、ご家庭で、ぜひ一緒に作ってみてくださいね。🍩