ボウルの中にとろりと注がれた冷たい生クリーム。
そこに砂糖と卵黄を加えると、ほんのり甘くてミルキーな香りがふわっと広がります。







ハンドミキサーのスイッチを入れると、ウィーンという音とともに、子どもたちの目が真剣になります。
クリームが空気を含んでふわふわになっていくと、部屋の空気まで甘くて濃厚な香りに包まれていきました。




一方、別のテーブルでは、オレオビスケットを袋に入れてゴリゴリと砕く音が響いています。黒くてほろ苦いココアクッキーの香りが漂い、近くにいる子どもたちの鼻がピクリと動きました。





「うわぁ、いいにおい!」と思わず声が上がります。
ふわっと泡立った生クリームと卵黄のミックスに、たっぷりのオレオクランチを加えると、まるでお店のスイーツのような見た目に。

全体をやさしく混ぜると、クッキーの黒とクリームの白がマーブル模様を描き、見るからに美味しそうなアイスの素が完成しました。

冷凍庫でしっかり冷やすあいだも、子どもたちは待ちきれない様子。
「まだかな?」「早く食べたいな」と……..っ
数時間後、ついに完成したオレオアイスをスプーンですくうと、ねっとり濃厚で、スプーンの上にしっかりと重みを感じます。

ひとくち食べると、冷たくてクリーミーな甘さの中に、オレオのほろ苦さとザクザク感が絶妙に溶け合い、「おいしい!」の声があちこちからあがります。まるでカフェのスイーツのような贅沢な味わいに、子どもたちは目を輝かせながら、あっという間にペロリ。









オレオと生クリームが織りなす香りと味のハーモニーが、夏の午後にぴったりの、幸せなおやつ時間を作り出していました。

午後からは、待望のカラオケ大会が開催されました!






子どもたちからのリクエストで、部屋に敷かれたマットが特設ステージに早変わり。周りの子たちもウキウキ気分で盛り上げる中、マイクを握った子たちは、まるで本物の歌手のように堂々と歌い上げます。



歌のラインナップは、あいみょんの「マリーゴールド」や、サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」といった人気曲から、アニメの主題歌、宇多田ヒカルの「光」まで多岐にわたり、それぞれが自信のある曲を披露しました。








普段は少しシャイな子も、マイクを前にすると声が大きくなり、楽しそうに歌っていました。みんなで手拍子をしたり、一緒に歌ったり、会場は熱気に包まれました。
最後は軍歌まで飛び出すなど、予想外の選曲にもみんな大盛り上がり。

子どもたちの歌声と笑顔が溢れる、賑やかで楽しいカラオケ大会となりました。
楽しかったね。次もまたやりたいね。