待ちに待った夏休みの水曜日。
朝から太陽がまぶしく輝き、「今日はあついけど、絶好のプール日和だね!」と、みつばちっ子たちは笑顔でお話しています。









高田の運動公園にある広いプール内に着くと、思わず「わぁーっ!」と歓声が上がります。

水面がきらきらと光り、まるで大きな宝石のように見えます。
準備体操をしっかりしてから、いざプールへ!
最初はちょっぴりドキドキしていた子も、水に入ると一気にテンションアップ。
バシャバシャと水しぶきを上げながら、友だちと追いかけっこをしたり、ビート板を使ってスイスイ泳いだりと、みんな思い思いに楽しんでいました。
市民の皆さんが、沢山利用されていますので、迷惑にならないように配慮ができましたか?
騒ぎ過ぎて、周囲の方々に嫌な思いをして頂く事のないようしたいものです。
「見て見て!こんなに潜れるようになったよ!」
「お水の中って、ふしぎな音がするよ!」
そんな声があちこちから聞こえてきて、一人ひとりの発見や喜びがプール中に広がっていくようでした。
泳ぎ終わった後は、お待ちかねのおやつタイム。
すこし、乾き切れていない、髪をタオルでふきながら、みんなで丸くなってお菓子を分たべました。



「あっちで泳いだとき、ちょっと浮かんだんだよ!」なんて、笑いながらおしゃべりする声が聞こえます。
暑い夏の日、広いプールでたっぷり遊んだ時間は、きっと子どもたちの特別な思い出になったはずです。
それぞれが新しいことにチャレンジし、自信をつけ、そして何より「またみんなと泳ぎたい!」という気持ちを持ってくれたことが、何より嬉しい一日でした。
✳️プール遊びの狙いとメリット
プール遊びは、子どもたちにとって単なる楽しいレクリエーション以上の、多くの教育的・身体的な狙いとメリットを持っています。
身体能力の向上
プール遊びの最も直接的な狙いは、全身運動による身体能力の向上です。水の浮力がある環境では、陸上とは異なる筋肉が使われ、バランス感覚や協調性が養われます。特に水泳は、心肺機能の強化や持久力の向上に繋がり、健康な体作りの基礎を築きます。また、水の抵抗によって筋力も自然と鍛えられます。
水への慣れと安全意識の育成
水に触れる機会を増やすことで、水への恐怖心を和らげ、慣れ親しむことができます。これは将来的に水難事故から身を守るための重要なステップです。水の危険性を理解し、安全な行動を学ぶことで、危機回避能力を高める狙いもあります。監視員の指示に従う、無理をしないといったルールを学ぶことで、公共の場でのマナーや安全意識も自然と身につきます。
五感の発達とリラックス効果
水に触れる、水の音を聞く、水中の光を見るなど、プール遊びは五感を刺激し、発達を促します。特に、水の感触は子どもたちにとって新鮮で、感覚的な発達に良い影響を与えます。また、水の中での活動は、心身のリラックス効果も期待できます。水の浮力は体を優しく支え、日常のストレスから解放される感覚を味わうことができます。
社会性と協調性の育成
プールは多くの人が利用する場所であり、社会性や協調性を育む絶好の機会となります。友達や他の子どもたちと一緒に遊ぶことで、コミュニケーション能力が向上し、譲り合いや助け合いの精神を学ぶことができます。集団行動のルールを守ることの重要性も理解し、社会性を身につける上での貴重な経験となります。
これらの狙いとメリットから、プール遊びは子どもたちの健やかな成長に不可欠な活動と言えるでしょう。