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可愛らしいスクイーズづくり

サランラップと綿、マジックペンを使って、スクイーズ作りをしました。
まず、綿をサランラップで包んで丸め、セロハンテープで形を整える作業では、子どもたちは指先の感覚を使い、集中して取り組んでいました。

ふわふわとした綿の感触と、それを包んで形にしていく過程は、触覚や視覚への刺激となり、満足感をもたらしてくれます。


次に、マジックペンで好きな果物、お菓子、キャラクターなどを描く工程では、子どもたちの豊かな想像力と表現力が発揮されていました。

真剣な眼差しで色を塗ったり、細部を描き込んだりする姿からは、作品への愛着が感じられます。完成した色とりどりのスクイーズは、それぞれの個性が光る作品となっています。


身近な材料で手軽に楽しめるため、子どもたちにとって創作活動へのハードルも低く、達成感を味わいやすい活動になりました。

✳️お子さん達がスクイーズ作りをする狙い

感覚統合の促進

綿を丸めたり、スクイーズを握ったりする際の感触は、触覚に心地よい刺激を与えます。また、色を塗る作業は視覚的な刺激となり、これらの感覚を統合する助けとなります。スクイーズの独特な柔らかさや弾力性は、触覚探索を促し、感覚の調整力を養うことに繋がります。

微細運動能力の向上

綿を包み、セロハンテープで留め、マジックペンで細かな絵を描くといった一連の作業は、指先や手首の巧緻性を高めます。これは、日常生活における箸の操作やボタンを留めるなどの動作にも繋がる重要なスキルです。

集中力と持続力の育成

自分の好きなものを作るという明確な目的があるため、子どもたちは自然と集中して作業に取り組むことができます。完成までの工程を最後までやり遂げることで、集中力と活動の持続力を養うことができます。

表現力と創造性の発揮

好きなものを選んで自由に描くことで、子どもたちは自分の内にあるイメージを形にする楽しさを体験します。これにより、自己表現の機会が提供され、創造性が育まれます。

達成感と自己肯定感の向上

自分で一から作品を作り上げることによって、大きな達成感を得ることができます。また、自分が作った作品を「できた!」という喜びは、自己肯定感を高め、次の活動への意欲にも繋がります。

情緒の安定

スクイーズを握る行為は、ストレス軽減やリラクゼーション効果が期待できます。特に発達障害児の中には、感覚的な刺激を求める行動が見られる場合があり、スクイーズは安全かつ適切な方法でその欲求を満たすことができます。

社会性の育成(集団活動の場合)

グループで活動する場合、他の子どもたちと同じ目標に向かって作業することで、協調性やコミュニケーション能力を育む機会にもなります。互いの作品を見せ合ったり、感想を伝え合ったりすることで、社会的な交流が生まれます。
このように、スクイーズ作りは、お子さん達に、多様な発達を促すための有意義な活動であると言えます。

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