今日の運動施設は、ビリヤードでした。
緑色の大きな台に、カラフルな玉が並んでいるのを見た瞬間、お子さん達は、台に駆け寄ります。
まずは基本から!玉をポケットに入れる練習からです。
最初は、白い手玉をキューで突いて、狙った玉を四隅や真ん中にあるポケットに入れる練習からスタート!




「どこに当てたら入るかな?」「どのくらいの強さで突けばいいんだろう?」と、みんな真剣な表情で玉の動きを観察しています。
最初はなかなか思うようにいかなくても、「あともう少し!」「惜しい!」という声が飛び交い、挑戦するたびに歓声が上がります。






中には、狙い通りに玉がポケットに吸い込まれると、「やったー!」と飛び上がって喜ぶ子も!その笑顔は、見ているこちらも嬉しくなるほどでした。
✳️ビリヤードってどんなゲーム?
ビリヤードには色々な遊び方がありますが、今日は「8ボール」というゲームの基本的な考え方をご紹介しますね。
使う玉
白い手玉1つと、番号のついた15個の玉(ソリッドボールとストライプボールに分かれています)を使います。
目的
自分の担当する玉(ソリッドかストライプ)を全てポケットに入れ、最後に黒い8番ボールをポケットに入れたら勝ち!
手玉を突く
キューという棒で白い手玉を突きます。
狙いを定める
手玉を自分の担当する玉に当てて、その玉をポケットに入れることを目指します。
シンプルだけど奥が深いのがビリヤードの魅力なんです!
✳️ビリヤードをするねらい。
ビリヤードには、たくさんの良い効果が期待できます。
集中力アップ
狙いを定め、玉の動きを予測することで、自然と集中力が養われます。
空間認識能力の向上
玉の配置や角度を見て、どこに当てれば良いかを考えることで、空間を認識する力が育まれます。
計画性
どの玉から狙うか、どういう順番でポケットに入れるかを考えることで、計画を立てる力が身につきます。
手と目の協調性
キューを正確に動かし、狙った玉に当てることで、手と目の動きを合わせる練習になります。
成功体験と達成感
難しいショットが決まったり、玉がポケットに入ったりするたびに、「できた!」という成功体験と達成感を味わうことができます。これが自己肯定感を高めることにも繋がります。
ルール理解と社会性
ゲームのルールを理解し、順番を守ってプレイすることで、社会性や協調性を育む良い機会にもなります。

今日のビリヤードは、みんながそれぞれのペースで楽しみながら、たくさんの学びを得られた素晴らしい時間でした。
真剣な表情でキューを構える姿、玉が入った時の満面の笑顔、そして友達と「こうしたらいいよ!」と教え合う姿は、見ている大人たちも感動するほどでした。
また次のビリヤードの日が楽しみです。