今日は、YouTubeの動画をみながら万博のキャラクター・ミャクミュクをおりました。

「次は、角を真ん中に折るんだって!」とお子さんが声を上げると、他のお子さんも、隣のお子さんの折り方を見て手を動かしています。



慎重に、でも少し緊張した様子で、折り曲げていましたが、日頃から何でも折って挑戦しているだけあって、完成度も高く、素晴らしい出来栄えでした。
作品を披露してくれた顔は、自信に溢れていました。


他のお子さんも夢中になってYouTubeの画面と自分の手元を交互に見つめて、真剣そのものです。


ついに、カラフルな万博のキャラクターが完成しました。「できたー!見て見て!」と、声があがり、思わず自分の作品を誇らしげに掲げる子どもたちの笑顔は、折り紙のキャラクター以上に輝いていました。





折り紙をを折るメリットについてお知らせします。
折り紙は、子どもたちにとって多くの療育的・教育的効果を持っています。
1. 手先の発達(微細運動能力の向上)
折り紙は細かい動きが必要です。紙を折る、合わせる、角をそろえるといった作業は、手や指先の巧緻性(こうちせい)を高め、書字や日常動作の向上にもつながります。
2. 集中力・注意力の向上
決まった手順に従って作業を進める必要があるため、自然と集中して物事に取り組む訓練になります。YouTubeを見ながら折ることで、視覚的な指示理解も養われます。
3. 空間認識能力の強化
平面の紙から立体的な形を作る過程で、「前後・上下・左右」といった空間の感覚が養われ、図形の理解力や視覚的な認識力が育まれます。
4. 達成感と自己肯定感の向上
完成したときの「できた!」という達成感は、自己肯定感や自信につながります。失敗してもやり直せるという柔軟な思考も育ちます。
5. コミュニケーションの機会になる
他の子どもと一緒に折ったり、教え合ったりする中で、言葉のやりとりや協調性が育まれることがあります。