パソナグループのパビリオンは「PASONA NATUREVERSE（パソナ ネイチャーバース）」と名付けられ、「いのち、ありがとう。」をコンセプトにしています。「からだ」「こころ」「きずな」の3つのテーマを通して、人々が健康で心豊かに活躍できる「Well-being（ウェルビーイング）な社会」の実現を目指したパビリオンです。

命の歴史ゾーン

生命進化の樹と呼ばれる大きなモニュメントがあり、38億年にもわたる生命の歴史が刻まれています。

地球に生命が誕生する過去から、インターネットやAIが台頭する現代、そして時空を超えた未来までが表現されています

🫀体のゾーン

• iPS細胞で心臓が動いている様子（iPS心臓・心筋シート）
• これはパソナパビリオンの目玉展示の一つです。直径約3cmのiPS細胞から作られた心臓が、実際に拍動する様子が観察できます。また、心臓病の新たな治療法として期待されている「心筋細胞シート」も展示されています。

• エグゼクティブプロデューサーには、iPS細胞による再生医療の第一人者である大阪大学名誉教授の澤芳樹氏が参画しており、この展示を通じて「いのち」の尊さや再生医療の可能性を伝えています。

未来の寝具

• パソナパビリオンでは、ミネベアミツミとの共同で「未来の眠り」をテーマにした展示がされてます。
• 最新のセンシング技術などを活用し、一人ひとりの身体の状態に合わせてベッドや空間全体が呼応し、最適な睡眠に誘われる未来が提案されるようです。コンセプトベッドの展示や体験、眠りの科学の解説がされます。

• また、万博の未来型サウナ「太陽のつぼみ」では、「ブレインスリープ ピロー」やNASAが提唱する究極のリラックス姿勢を再現した「ブレインスリープ マットレス フロート」が採用され、快適な睡眠環境を提供します

水上の建物の未来都市

このパビリオンでは、海への眺望を実現する透明な「コリドール」や、水中施工ロボットによる「ミライの水中工事」の展示など、水辺を活かした未来の都市の姿が紹介されます。水上でのショー「ウォータープラザ」も開催され、水と光が織りなす幻想的な空間が演出されています。
見事でした。

未来の医療ゾーン

最新テクノロジーと人の共生

iPS細胞による再生医療、装着型サイボーグHAL、遠隔操作ロボットなどの最先端技術を紹介することで、テクノロジーが「いのち」や「人々の暮らし」を豊かにする可能性を示し、人とテクノロジーが共生する未来社会を提案します。

「互助の社会（Mutual Society）」の推進: 思いやりや助け合いの精神に基づく「ミューチュアル・ソサエティ」の重要性を訴え、多様な人々が繋がり、共に生きる社会の実現を目指します。

教育的役割

パビリオンナビゲーターに「鉄腕アトム」と「ブラック・ジャック」を起用することで、子どもから大人まで幅広い世代に「いのちの歴史」や「未来の医療」について分かりやすく学び、考えるきっかけを提供しています。

パソナパビリオンは、これらの展示とメッセージを通じて、「ありがとう」が響き合う世界「NATUREVERSE」の創造者になることを願い、未来社会のあり方を共に考える場を提供してくれています。