「アルル」へお買い物体験に出かけました。これは、実生活に即した社会体験を通じて、金銭感覚や社会的マナー、他者との協調性などを学ぶ貴重な機会となっています。
小学生のグループには、それぞれにスタッフが一名ずつ付き添い、個々の発達段階に応じた支援を行いながら、お買い物の一連の流れを丁寧に練習しました。




一方で、高学年のお子さんや中高生のグループでは、より自主性を重んじ、数名のチームで行動しました。
互いに助け合い、時には譲り合いながら、それぞれのお買い物を支え合う姿には、集団生活における成熟した関わりが見られました。







この活動では、自分の欲求ばかりを主張するのではなく、仲間の意見や希望にも耳を傾け、共に行動することの大切さを実感します。また、他の友達がどのような商品を選ぶのかを知ることで、これまで知らなかった品物や店舗、価格帯に触れることができ、自然と市場の動きや流通への関心も育まれていきます。


さらに、「物を買う」という行為を通して、その背景にある保護者様の働きや努力を知り、物を大切に扱う心や感謝の気持ちを育むきっかけともなっています。自らレジに立ち、お金の受け渡しを経験することで、金銭管理の力も少しずつ身についてきました。



このような体験は、子どもたちの成長にとって何ものにも代えがたい、貴重な学びの機会になっています。











今後も、実生活と結びついた体験を重ねることで、自立への歩みを一歩ずつ確かなものとしていきたいと考えています。
今日の体験にご利用に送り出して頂きました保護者様には感謝しかございません。
有難う御座います。