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天川村のトロッコモノレールと面不動鍾乳洞

今日は、天川村のトロッコモノレールと面不動鍾乳洞に行ってきました。

面不動鍾乳洞は、吉野郡天川村の洞川地区に位置して、この一帯は、石灰岩を含む水成岩地帯であり、長い年月をかけて雨水などが石灰岩を浸食することで形成されたと考えられています。

鍾乳石が1cm伸びるのに100年とも200年とも言われるほど、気の遠くなるような時間をかけて現在の姿になったそうです。びっくりですね。どれだけの年月を経ているのか?はかりしれず、自然の様には我々の考えの及ばないところです。

昭和8年(1933年)に橘本広吉氏によって発見され、その後、5年の歳月をかけて発掘されたそうです。

鍾乳洞内部の神秘的な光景は、多くの人々を魅了し、自然の造形美を体験できる貴重な場を提供してくれます。

洞内は年間を通して平均8℃と一定の温度であるため、夏は涼しく、冬は暖かく快適に探検できるという魅力もありますが、やはりそこは洞窟、肌寒く感じました。笑

真夏に伺えばさぞ気持ちよい事でしょう。

学術的には、鍾乳洞の生成過程や地質学的研究の対象としても重要な意味を持つとの事でした。


🚂トロッコ(面不動鍾乳洞へのモノレール)

面不動鍾乳洞は、洞川の里を見下ろす高台に位置しており、以前は徒歩で山道を登る必要がありました。しかし、より多くの人が気軽に鍾乳洞を訪れることができるように、平成19年(2007年)にモノレール(通称:どろっこ)が導入されました。地元の子どもたちが名付け親となったこの可愛らしいトロッコは、丸太を輪切りにしたようなデザインが特徴です。

トロッコが導入された意図を詳しく説明します。

  • アクセスの向上: 高台にある鍾乳洞への移動手段を提供し、体力に自信のない方や高齢者、子ども連れでも容易に訪れることができるようにするため。
  • 観光の魅力向上: 単なる移動手段としてだけでなく、トロッコに乗ること自体をアトラクションとして楽しんでもらい、観光体験をより豊かなものにするため。
  • 地域活性化: より多くの観光客を呼び込み、地域経済の活性化に貢献するため。
    このように、面不動鍾乳洞とそのトロッコは、自然の神秘と人々の利便性向上への意図が組み合わさって、現在の姿となっています。トロッコに乗って手軽に絶景を楽しむことができ、鍾乳洞内部では悠久の時が作り上げた神秘的な空間を体験できることが魅力です。

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