今日は自分の顔を描いてみました。
最初に写真、画用紙、カーボン紙を用意します。

次に画用紙の上にカーボンを中表に合わせて置きます。

その上に写真をおきます。

画用紙、カーボン紙、写真と合わせてクリップでとめます。

写真の上をえんぴつ✏️でなぞっていきます。

写真とそっくりさんの似顔絵が描けますよ。
頑張って書いてもらいました。
誰かわかるかな???














えんぴつで自分の写真をなぞって似顔絵を描くことのメリットをお知らせします。
1. 手先の器用さを鍛える(微細運動スキルの向上)
えんぴつを使って線をなぞることで、手や指の動きをコントロールする力がつきます。これにより、書字やボタンをとめるなどの日常生活動作もスムーズになります。
2. 視覚と運動の協調(眼と手の協調動作)
目で見たものを手で再現する作業は、視覚情報を処理しながら手を動かす練習になります。これは、書字や絵を描く能力を高めるのに役立ちます。
3. 自己認識と自己肯定感の向上
自分の顔をなぞることで、「自分はどんな顔をしているのか」「どんな特徴があるのか」に気づくことができます。これは自己認識を深め、自己肯定感を高める助けになります。
4. 集中力の向上
線をなぞる作業には注意を向ける必要があるため、集中力のトレーニングになります。少しずつ複雑な作業に取り組めるようになり、学習にも良い影響を与えます。
5. 感覚統合の発達
発達障害のあるお子さんの中には、感覚刺激に敏感だったり、逆に鈍感だったりする場合があります。鉛筆の感触や紙の感触を感じながら作業をすることで、感覚統合(感覚を適切に処理して行動につなげる力)を鍛えることができます。
6. 表現力の向上
写真をなぞることから始めることで、顔の形やパーツの配置を理解しやすくなります。その後、自由に描くことへの自信がつき、表現力の向上につながります。
このように、写真をなぞるというシンプルな作業でも、お子さんにとってさまざまな学びや成長の機会になります。楽しみながら取り組めるよう、子どもが好きな写真を選ばせたり、色を加えたりするのも良い工夫になると思います。