今日の運動施設では野球やソフトボールを簡素化した1チーム5人の『ベースボール5』をしました。
8月から始めたばかりで、中々ルールが覚えられないでいましたが、そんな中でもお子さん達は、スタッフの指示をしっかり聞きながら、一生懸命取り組んでいる姿は、立派としかいいようがありません。
グローブ🥊やバットも使わず、小さいボール⚾️を素手でキャッチしたり、手をバットがわりにしてボールを打ちます。一塁から4塁ベースまであり、ランナーが走り得点を競いますが、集中しなければボールが打てず、キャッチする事も難しくなり、それでもお子さん達は、最後まで諦める事なく頑張っていました。
ベースボール5(Baseball5)をすることには、さまざまなメリットがあります。
⚽️社会性の向上
- チームワークを学べる
ベースボール5はチームプレイが基本です。他者と協力し、役割を分担することで、社会的なスキルを学ぶ機会になります。特に、コミュニケーションが苦手な発達障害児にとって、人とのやり取りを練習する場となります。 - ルールを理解する力が育つ
簡単なルールに従うことで、順序を守ることや指示を理解するスキルが向上します。
⚽️運動機能の発達
- 運動不足の解消
ベースボール5は走る、投げる、打つ、捕るといった動きを含み、全身運動となります。運動不足を解消し、身体機能の発達を促進します。 - 身体のコーディネーション向上
ボールを扱うことで、手と目の協調性(ハンドアイコーディネーション)やバランス感覚を鍛えることができます。
⚽️注意力や集中力の向上
- 瞬間的な判断力の訓練
ゲーム中にどこにボールを投げるか、どこに走るべきかを瞬時に判断する必要があるため、注意力や集中力を養うことができます。 - シンプルな構造で取り組みやすい
野球と異なり、複雑な道具を必要とせず、ルールも簡単なので、発達障害児でもストレスなく参加できます。
⚽️自信と達成感の育成
- 成功体験を得やすい
ベースボール5では簡単なプレーでも達成感を得られるため、自己肯定感を高めることができます。例えば、ボールを打つ、守るといったシンプルな動きでも成功体験になります。 - ポジティブなフィードバックを受けられる
チームメイトや指導者からの褒め言葉や応援が、自信を育む助けになります。
⚽️ストレス発散と感情の調整
- エネルギーを発散できる
屋外で体を動かすことで、溜まったストレスやエネルギーを適切に発散できます。 - 感情のコントロールを学べる
勝ち負けを通じて、悔しさや喜びといった感情を調整する練習にもなります。
⚽️適応能力の強化
- 状況の変化に慣れる
試合の中で状況が変わることに適応する力を養えます。これにより、日常生活での柔軟性や対応力が高まる可能性があります。
⚽️コミュニティとのつながり
- 新しい友達を作るきっかけ
同年代の子どもや指導者と関わることで、社会的なつながりが広がり、孤立感を減らすことができます。
ベースボール5は、簡単で道具が少なく取り組みやすいスポーツであり、お子さんにとって身体的、精神的、社会的な成長を支援するツールとなります。楽しみながらこれらのスキルを学べる点が最大のメリットです。スタッフが適切にサポートすることで、より多くの効果を引き出すことができます。