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音楽遊び。『ドラえもん』&『クリスマス』

『ドラえもん』と『クリスマスソング』のリズムに合わせて、身体をうごかしたり、楽器を使って演奏をしました。


ドラえもんの曲では、四分音符を「ジャ イ ア ン 」と表現したり、四分休符を「の・び」と表現することで、音楽に、より親しみを感じ、分かりやすく、そして楽しくできる事を目標にしました。


音楽が苦手だと思われているお子さんも、楽器の音の響きや、身体を使ってリズムをとる楽しさが、少しでも伝われば嬉しいですね。

スタッフの先生の指導の下、太鼓、カスタネット、タンバリン、鈴、マラカス等を、即興だったにも関わらず、お子さん達は、上手く使いこなし、見事な演奏を繰り広げていました。

1人ではなく、みんなで演奏する楽しさや、一つのものを作り上げる達成感も「音楽」を通して一緒に学べたら良いとおもいます。

★音楽が世界に発祥した切っ掛けを調べてみました。

1.音とリズムの本能的な発展

最も初期の音楽は、自然界の音に対する反応から始まったと考えられています。例えば、雷の音、風の音、動物の鳴き声などの自然音に対する反応として、人々は自分の体を使って音を出し始めたのかもしれません。原始的なリズムやメロディは、言葉以前に感情やコミュニケーションの手段として発展したと考えられています。

2. 楽器の発明

音楽の歴史は、楽器の発明とも密接に関連しています。最初の楽器は、石や木、骨、植物の素材などを用いて作られました。例えば、古代のフルートや打楽器は、最も初期の音楽的表現の一部だったとされています。これらの楽器は、集団での儀式やコミュニケーション、または生活の中で重要な役割を果たしたと考えられます。

3. 音楽と儀式

音楽は宗教的な儀式と深く結びついており、初期の文明において音楽は神々との対話、祈り、祝祭などの儀式で重要な役割を果たしました。たとえば、古代エジプトやメソポタミアでは、神殿での儀式において音楽が重要な役割を果たしていました。音楽が宗教的・儀式的な側面と結びつくことによって、その後の音楽の発展が加速しました。

4. 音楽の社会的・文化的な役割

音楽が発展する中で、それは単なる儀式や宗教の枠を超え、社会的・文化的な役割を果たすようになりました。音楽は、民間伝承、物語の伝達、集団での協力を促すための手段として使用され、また戦争や勝利を祝うための手段にもなりました。特に、古代ギリシャやローマ、インド、中国などでは、音楽が文学や哲学と結びつき、文化的な遺産として重要視されました。

5. 音楽の形式と理論の確立

古代文明では、音楽に関する理論や形式が次第に整備されていきました。例えば、古代ギリシャでは、音楽と数学的な関係についての研究が行われ、音楽理論が発展しました。これは、音楽が単なる感情表現ではなく、知的な側面を持つ芸術として認識されるようになったことを意味します。

🍀🎼音楽が発祥したきっかけは、初期の人類が感情や意思を伝達するために音やリズムを使い始めたことにあります。最初の音楽は、自然の音や生活の中で発生したリズムに基づいていましたが、次第に社会的、文化的、儀式的な役割を担うようになり、楽器や理論の発展を通じて音楽は高度な芸術形式へと進化しました。その過程で、音楽は人類の文化の中で欠かせない役割を果たす存在となったのです。

★ここで、リズムにあわせて身体を動かしたり、楽器を演奏することのメリットをご紹介します。

1. 身体的な発達

音楽に合わせて身体を動かすことは、リズム感や協調運動能力を養います。子どもたちは、運動機能や体の使い方に苦手がある場合が多いため、音楽活動を通じて、バランス感覚や身体のコントロール能力を向上させることができます。

2. 感覚統合の促進

発達に問題を抱えておられるお子さんは、感覚統合に困難を感じることがありますが、音楽やリズムに合わせて身体を動かすことで、視覚、聴覚、触覚など複数の感覚を同時に刺激することができます。これにより、感覚情報を整理し、統合する能力を高めることができます。

3. 社会的スキルの向上

グループで音楽を楽しんだり、一緒に楽器を演奏したりすることは、協力やコミュニケーション能力を養う場になります。お子さん達は、社会的な相互作用が難しいことがあるため、音楽活動を通じて他の子どもと一緒に動いたり、シェアしたりする経験が積めます。これにより、友情を育む力や対人スキルが向上します。

4. 感情表現と自己表現の促進

音楽は感情を表現する手段として非常に効果的です。子どもたちは、感情を言葉で表現するのが難しいことがありますが、音楽やリズムに合わせて身体を動かすことで、自分の気持ちを表現することができます。楽器演奏も自己表現の一つとなり、感情のコントロールを助けます。

5. 注意力と集中力の向上

リズムに合わせて動く、または楽器を演奏することは、注意を集中させる訓練にもなります。特に、リズムの変化や楽器の演奏に合わせて反応することは、集中力を高めるための効果的な方法です。このような活動を繰り返すことで、注意力や集中力が養われ、他の学習活動にも良い影響を与えます。

6. 自信と達成感の向上

音楽やリズムの活動は、子どもたちが達成感を感じる場となります。例えば、リズムを合わせて体を動かすことができたり、楽器を演奏して音楽を作り上げることができたときに、自信を持つことができます。成功体験を重ねることで、自己肯定感や自己効力感が高まり、さらなる成長を促進します。

7. 創造力の刺激

音楽は創造的な表現の場でもあります。音楽を使って即興演奏をすることで、子どもたちが自分自身の独自のアイデアを形にすることができます。楽器を使って自由に音を出すことで、創造力や問題解決能力も養われます。

🍀🎼音楽と身体を使った活動は、子どもたちにとって様々な面で発達を促すツールとなります。身体的、感覚的、社会的、情緒的な発達を支援するだけでなく、自己表現や自己肯定感を高める機会にもなり、総合的に子どもの成長をサポートすることになります。

集団でなければ得る事が出来ない事も 多くあり、大切な療育になっています。

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