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さつま芋掘り&アスレチック

.さつま芋掘り

今日は、明日香の農民連のご厚意で、さつま芋掘りをさせて頂きました。

栄養価も高くビタミン、でんぷん、繊維も多くて美容や便秘改善によいとされています。

さつま芋に含まれるビタミンCは、りんごのなんと5倍と言われ、ビタミンEと同時に摂取することで美容効果がよりアップし、肌もツルツルになります。

脳のエネルギーになるビタミンB1も豊富で、しっかり摂取して冬にむけて風邪をひくことなく、疲れを感じさせない体力づくりをしたいものです。

さつま芋は良い事ばかりです。みつばちでも冬やすみに、メープルシロップとバター、塩で味付けしてさつま芋のおやつづくりをします。♥

★さつま芋が、日本に多くの恩恵をもたらしたと言われる所以を調べてみました。

1. 飢饉の対策

さつま芋は、悪天候にも強く、痩せた土地でも育つため、米や他の穀物が不足した際に、代用品として重宝されてきました。又、安全保障の面でも多大な役割を果たしたと言えます。

特に江戸時代の飢餓では、さつま芋が多くの命を救ったと言われています。

17世紀にさつま芋の普及が進んだ背景には、徳川幕府8代将軍・徳川吉宗の働きがあり、吉宗がさつま芋に注目するきっかけとなったのが、1732年(享保17年)に発生した「享保の大飢饉」があります。

この年、西日本を中心に冷夏や干ばつなど悪天候により、米の生育不良が発生します。加えて、米の害虫が大発生したことから農村地域は甚大な被害を受け、死者約1万2000人、飢餓人口200万人以上にも及ぶ大飢饉が起こりました。

しかし、さつま芋の栽培を広めていた瀬戸内海地域の大三島や薩摩藩内などでは、ほとんど餓死者が出なかったことから、徳川吉宗は痩せた土地でも容易に栽培できるさつま芋を救荒作物として着目しました。

かねてよりさつま芋の研究をしていた蘭学者・青木昆陽を登用し、関東地方でさつま芋普及活動に乗り出し、栽培が定着したことから、後の天明の大飢饉、天保の大飢饉の難を回避することができたといわれています。

又、明治維新を推進した薩摩藩、長州藩、土佐藩、肥前藩の4藩は早くからさつま芋の産地化が進められ、他の藩が飢饉の影響で人口が低迷した時もさつま芋を常食とすることから飢饉の被害も免れることができ、逆に人口が増えていた。

実際に薩摩藩は江戸時代前期の人口が約30万人に対し、幕末には約62万人にまで増加したといわれています。 人口が増えれば国力を蓄えやすく、自ずと兵力の動員数も増やせたとも考えられ、薩長土肥が明治維新の立役者となった背景には、さつま芋の存在も大きかったともいわれます。

又、幕末の時代にいち早く西欧列強のアジア進出に危機感を抱いていた島津斉彬は、軍備の近代化を行うことを決心しました。それまで日本で使われていた武器は主に火縄銃で、当時はまだ軍艦などもありませんでした。そこで斉彬公は、雨天でも発泡できる雷汞(らいこう)という砲弾や軍艦を製造できるよう、製鉄など機械工業の操業を始めました。これが日本最初の洋式産業群『集成館事業』です。

尚古集成館

軍備の近代化と芋焼酎に一体何の関係が?と思うかもしれませんが、実は非常に深い関係があるのです。軍備の近代化には大量のエチルアルコールが必要で、大量に生産できる穀物であるさつま芋を使って芋焼酎を製造し、エチルアルコールを量産したのです。芋焼酎の原料となるさつま芋は、稲作に適さないと言われた鹿児島のシラス台地でもよく育つ作物であり、当時の薩摩藩では最も手に入りやすい作物の1つだったのです。

食物と言うだけでなく、軍事の面でも日本を救済したさつま芋。

さつま芋が無かったら、日本の歴史も大きく変わっていたかもしれませんね。

(ネットを抜粋しました)

2. 栄養

さつま芋は、炭水化物、ビタミン(特にビタミンCやビタミンB群)、食物繊維が豊富で、栄養価が高い食品です。日本人の栄養不足を補い、健康維持に貢献しました。特にビタミンCは加熱に強く、当時不足しがちだった栄養素を補う効果がありました。

3. 農業の発展と地方経済の活性化

さつま芋の栽培が広がることで、農家の収入源が多様化し、地域経済の活性化につながりました。

さらに、さつま芋を活用したさまざまな加工食品(干し芋や焼酎など)が生まれ、地域産業の発展にも貢献しました。

4. 加工食品や発酵食品の多様性

さつま芋を使った食品は多様で、干し芋、いも焼酎、チップス、グラッセ、焼き芋、芋けんぴなど、多くの加工食品が誕生しました。これにより、日本の食文化も豊かになり、地方特産品としても発展しました。

5. 環境負荷の少ない作物

さつま芋は肥料や農薬を必要とせず、痩せた土地でも栽培可能なため、環境への負荷が少ない作物です。この特性により、日本の持続可能な農業にも貢献しました。

これらの利点から、さつま芋は日本における農業・食文化の発展に大きな役割を果たしたといえるでしょう!

★近隣公園へアスレチック

さつま芋掘りの後は、近隣公園へアスレチックに出かけました。

アスレチックで、体を動かすことで筋力や持久力が向上し、特に身体のバランス感覚や柔軟性が鍛えられます。

自然の中で行う事で、開放感やリフレッシュ効果がさらに高まり、自ずと積極性が増していきますね。

快適に過ごせるこの次期に外部に出て思い切り、楽しみましょう!

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