上級生はプール行きで、一年生は風鈴づくりをしました。
風鈴は、日本の夏を象徴するアイテムとして、涼しさや爽やかさを感じさせるものです。
音色は、暑い夏に涼を呼ぶと同時に、心を落ち着かせる効果もあり、単なる装飾品にとどまらず、日本の文化や風物詩の一部として大切にされています。
今日は、空のペットボトルの廃材をつかった風鈴づくりです。
ペットボトルの上部だけを残し、蓋の中央部分には、桐で穴をあけました。
蓋に小さな穴を開けたのは、風鈴を吊る紐を付ける為です。
次にペットボトルや短冊にも好きなキャラクターや文字を描いていきました。
最後に、推しの子のキャラクターをスタッフが折り上げた分を、短冊につけて仕上げていきます。
自分で考えて自由に絵を描くことは、簡単なようで中々難しい作業になり、ネットから印刷したキャラクターを参考にしたり、雑誌などを見ながら描いていきました。
ここで風鈴の歴史について調べてみました。
風鈴の歴史は、日本の古代にまでさかのぼり、風鈴の原型とされる「風鐸(ふうたく)」は、奈良時代(710-794年)に遣唐使によって中国から日本に伝えられたと言う説があります。
当初、風鐸は仏教の影響を受けており、寺院の軒下に吊るされ、魔除けや厄払いのために使用されたらしいです。
平安時代(794-1185年)になると、風鐸は貴族の邸宅にも取り入れられ、美術工芸品としての側面も強まりました。
江戸時代(1603-1868年)に入ると、風鐸はさらに庶民の間に広がり、今日の風鈴の形へと進化します。
「風鈴」と言う名をつけたのは、浄土宗開祖の法然聖人だそうですよ。
その美しい音色が風の強弱に応じて変わることで、人々に涼を感じさせる役割を果たしてきました。
また、心理的なリラックス効果もあり、体温を下げる効果があるとされています。
これは、風鈴の音が涼しさを感じさせることで、心身の緊張を和らげ、結果的に体温が下がるという理論に基づいているようです。これには驚きでした。👀
現在でも風鈴は夏の風物詩として親しまれ、さまざまなデザインや素材のものが作られています。
特にガラス製の風鈴は、透明感と美しい音色で人気があるそうです。
保護者様から、風鈴を「お家につりました。」と連絡を頂きました。とっても嬉しいです。ありがとうございます。