2月に因んだ壁紙づくりをしています。
「鬼は外・福は内」・「鬼は内・福は内」・「福は内」等等。
地域によって掛け声が異なるって知ってましたか?!面白いですね!
群馬県鬼石地域では 「鬼は内・福は内」と、世間から追い出された鬼さんを仲間内に入れる。
つくば市鬼ケ窪は、「あっちあっち、こっちこっち、鬼ケ窪の年越しだ」と声掛けして、追い出された鬼が気の毒として仲間に入れるそうです。微笑ましいですね!
又、三重県伊勢志摩地域では、領主が九鬼一族だったため、「鬼を追い出す声掛けはできない」として、「鬼は内・福は内」となったようです。地域との密接な関係があるのですね!
東京の浅草では、「観音様の前では鬼はいない」として「福は内」だけの掛け声なんですって!仏様は寛大ですね!
千葉県の成田山の新勝寺では不動明王は、「鬼を改心させる強い力を持っている」として「鬼は外」は言わず「福は内」だけ言うそうです。やっぱり不動明王と聞くと、火の神様ですもの、見るからに強く逞しいので、鬼も降参して改心するのでしょうか?
ここに紹介させていただいたのは一部ですが、どちらも、地域の人たちの想いが一杯詰まった微笑ましいものばかりでした。
来月は、鬼さん遊びをします。先日、割りばしでゴム鉄砲を作った分で、鬼さん倒しをします。楽しみにしていてね!