春風が柔らかく頬を撫でる感覚、新緑が眩しく光を反射し、心に爽やかな清涼感を与えます。
遊びなから地域の自然や歴史に親しんでもらおうという催しが、飛鳥歴史公園で開催されました。
公園の広場には地域の自然や歴史にちなんだ10の体験コーナーが設けられています。
このうち、飛鳥時代の官人や女官の衣装を着ることができるコーナーでは、子どもたちがボランティアの人たちに衣装を着せてもらったり、丸太を手伝ってもらいながらノコギリで切って重さを当てたり、輪投げ、スゴロク、割り箸で鉄砲づくりで「的あて」をしたり、木々や葉で「リース、置物、絵画」、今人気の「俳句づくり」等、一昔前までは、お子さんから大人まで一緒に楽しんだものばかりです。
里山遊びは、懐かしく、あったかくて、ほっこりします。
デジタル時代からすれば、決して称賛される遊びではないかもしれませんが、昔懐かしい遊びだからこそ、なし得る工夫や、無から(不自由から)有を生み出す過程を体験出来たことは、とってもよかったとおもいました。
自然が一杯。
春の草むらには、優雅に舞うてんとう虫や青虫が見られます。
白詰草には、忙しく蜂が密を集めていて、その様子は、まるで自然が生き生きと息づいているかのようです。微風が心地よく吹き抜け、春の陽光が草木を優しく照らします。
この穏やかな風景は、心を和ませ、新しい初夏の訪れを感じさせてくれます。
今後も、自然に触れた体験も療育に取り入れていけたらと想います。