発達障がいのお子さんに、「体幹を強くしましょう」と言う言葉をよく耳にしますが、何故強くする必要かあるのでしょうか?
★疲れにくくなり、身体のコントロールができる。
★感情のコントロールから前向きになったり、制御できる。
★姿勢の保持から学習意欲が向上。
★怪我防止につながる。
★運動能力の向上。
★ダラダラした食事をする事が少なくなる。
★バランス感覚、手先の器用さ
等に効果があり、最近の研究でもその因果関係が分かって来ているようです。
ここで、体幹とは、どの部分を指すのでしょうか?
身体の「胴体部分」ですよね。
「体を支える軸」でもあり、「体の中心」になっている部分です。
体や手足を動かすとき、腹筋や背筋など体幹(胴体部分)についている筋肉が、先ず動きます。そして、それに連動して手足や頭の筋肉が動きます。
つまり、体幹(胴体部分)は、体を動かす大元になるので、そこを鍛えることによって様々な動きがスムーズになるのです。
体幹を強くすると、姿勢の保持や身体のコントロール、運動能力が向上するなどのイメージはつくのですが、「良い姿勢」から感情のコントロールや学習意欲に繋がるとは、どういう事でしょうか?
(ネットから抜粋します)
ある実験で、小学校低学年~高学年の子どもを対象に「良い姿勢」でいることを指導したグループとそうでないグループを長年に渡って調査した結果、
「良い姿勢」でいるグループの子どもたちは、
・勉強や部活動に積極的
・自己抑制のコントロールができる(宿題を最後までやり遂げる、嫌いなものも頑張って食べるなど)
・自己効力の向上(自分はやればできる!というポジティブな感情を持つことができる)
一方、指導しなかったグループの子どもたちは、
・「なにをやっても自分は上手くいかない…」というネガティブな思考
が強い傾向が見られました。
このように、体幹を鍛えることは体の動きをスムーズにしたりバランス感覚を養ったりすることはもちろん、学習意欲を向上させたり、感情のコントロールが上手くなったりする効果もあるのです。
(ネットから抜粋しました。)
お子さんの発達状況にもよりますが、良い姿勢でいる事の指導を受ける事で、自ずと良い姿勢への意識に向かわせ、気持ちと行動を連動させる事から、感情へのコントロールまで、持っていくと言う事でしょうか!
そうであるならば、体幹を鍛える事の意味は大きいといえますね。
みつばちでは、生活の大半を学校や家庭で過ごされる中で、少しでも快適に過ごせるように体幹の強化につながる療育を提供しています。
元気に楽しく健やかに!
みつばちっ子頑張れ!