今年の目標で一番に叶えたい事。
心に残っていても、言葉にしていえない事でも、文字にして起こせば、なんとなく思いに少し近づけている気がします。
日頃、毛筆には縁遠い生活ではありますが、じっくり座って落ち着ける環境も大切で、知らない自分・新しい自分に出会えるかもしれませんね。
毛筆は、小学校では習字として学びます。中学校では授業事態がないので、縁が遠くなるばかりですが、みつばちでは年に6回ぐらいのペースで練習して、書道展に出品したり、やった成果の評価につなげ頑張りをたたえています。 そのお陰でやる気に繋がっているお子さんもいますので、嬉しくおもいます。
★今日はお習字と書道のちがいについて
まず、習字とは、文字をならうこと。筆順を覚えたり、お手本通りに正しく整った文字をかいたり、基本点画の、とめ・はね・はらい・まがり・転折等をよく見て真似て、きれいな文字に仕上げていきます。上手い下手が重視されます。主に小学校で習うもので、筆だけではなく、鉛筆やペン等の筆記用具も使います。祝儀袋や履歴書・年賀状・お手紙などを書くときに役に立ちますね!
それに対して、書道は、芸術性や書き手の個性が最大限に発揮される作品づくりで、自己表現が最大の目的です。確かに書道でも筆順・筆の扱い方なども習得していきますが、正しく美しい文字が目的ではありません。書き手の個性が発揮される作品づくりが大事なのです。「こんな文字どこが上手いの?」と思うかもしれませんが、それが個性のある作品なのです。そう言えば、「ピカソの絵画のどこがいいのか?」初めて観たとき、叫んでしまいました。笑。「我々には良さがさっぱり分からない!」と。。。。これこそが個性であり芸術なのです。
あなたなら、どちらを選んで楽しみますか?