今日は、運動施設で、初めて跳び箱に挑戦しました。
みんな多少は小学校の体育の授業で経験済みのようだったので、二段の高さから始めてみました。
踏切方や手の着き方に多少の癖はありましたが、思いのほか、跳べていた事に驚きました。
その後に両足で踏み切ることや台上での手の着き方や手を着く位置を解説すると更に上手に綺麗に跳んでくれるようになりました。
跳べて自信を持つと楽しくなって何度も跳んでいましたね。凄いです。
残念ながらもう少しのところで台の上にお尻が着いてしまうお子さんもこれから頑張ればきっと跳べるようになると思います。頑張れ。
次回は3段に挑戦して行きたいと思います。
ここで跳び箱運動のメリットについて解説します。
「踏み切り」「着手」「空間動作」「着地」の一連の動作から成り立つ運動です。
お子さんの年齢・身長等に合わせて跳び箱の高さを調整しながら進めていきます。
全く飛べなかったお子さんが、徐々に飛べるようになり、結果を意識するようになれば楽しみも増えて出来る事の達成感や自信にもなります。
発達障がいのお子さんは全般に不器用で体全体を上手く使いこなせず、ぎこち無い動きになる事が多々ありますが、この跳び箱は結果が明確に表面化される分、誰の目から見ても「出来た、出来ない」が解りやすいです。自己の能力に適した技に 挑戦し、達成した時に楽しさや喜びを味わうことが出来るよう支援したいですね。
効果として、跳び箱を跳び越すことにより、基礎的な体力、跳躍力、機敏性、身体機能能力の向上とともに、注意力、勇気、決断、自信などの精神要素も育みます。
又、一人ひとりの成果を共有しながら互いに励まし合いコミュニケーション力を向上できるのも良い所ですね。
その反面、怪我や事故にも繋がり易いので、ルールを守り準備運動をしっかりしてから行う事が大切になります。