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昔懐かしい「めんこ作り」に夢中!創造力あふれる療育のひととき

みつばち児童ファームでは、子どもたちが「オリジナルめんこ作り」に挑戦しました!

作業が始まると、室内は心地よい集中力と熱気に包まれました。牛乳パックを丁寧に切り分けた真っ白なキャンバスを前に、「何を描こうかな?」「大好きなキャラクターにしよう!」と、子どもたちの想像力は一気に膨らみます。

マジックを握る手元は真剣そのもの。

力強い筆致で人気キャラクターを描き上げる子もいれば、お気に入りのシールをどこに貼るか、じっくりと配置を考える子もいます。

完成しためんこを誇らしげに掲げる表情は、達成感に満ち溢れ、まさに「イキイキ」という言葉がぴったりな、輝くような笑顔を見せてくれました。

自分たちで「めんこ」を作り、遊ぶことのメリット

手作りめんこには、既製品の玩具にはない素晴らしい療育的効果がたくさん詰まっています。

指先の巧緻(こうち)性を高める

牛乳パックを切る、絵を描く、シールを剥がして貼るといった一連の動作は、手先の細かなコントロールを養う素晴らしい訓練になります。

「自分だけの宝物」という自己肯定感

自分の手でゼロから作り上げた作品には、特別な愛着が湧きます。「自分でできた!」という実感が自信につながり、自己肯定感を育みます。

物理感覚と工夫する力の向上

「どうすれば相手のめんこをひっくり返せるか?」と考える過程で、風圧や叩きつける角度など、遊びの中で自然と物理的な感覚や思考力が養われます。

対人コミュニケーションの促進

めんこ遊びは、ルールを守り、勝ち負けを受け入れるといった社会性を学ぶ場でもあります。手作りの見せ合いっこを通じて、自然と会話や笑顔が生まれます。

自分たちで作った世界に一つだけのめんこで遊ぶ時間は、子どもたちにとって創造の喜びと、仲間と繋がる楽しさを同時に体験できる、かけがえのない時間となりました。

めんこの歴史は非常に古く、時代とともにその形や素材を変えながら、日本の子どもたちの代表的な遊びとして受け継がれてきました。

大きく分けると、4つのステージに分類できます。

1. 泥で作られた「泥めんこ」(江戸時代)

めんこのルーツは江戸時代にあります。当時は「泥めんこ」と呼ばれ、粘土を型に入れて焼き固めたものでした。

遊び方: 地面に描いた円から相手のめんこを弾き出したり、めんこを投げ合ったりして遊びました。

絵柄: 役者絵や相撲取り、縁起物などが彫られていました。

2. 重厚感のある「鉛めんこ」(明治時代初期)

明治時代になると、素材が「鉛(なまり)」に変わります。

特徴: 小さくても重さがあるため、風の影響を受けにくく、ぶつかり合う音も激しくなりました。

変遷: しかし、鉛中毒の危険性が指摘されたことや、金属が貴重になったことから、次第に姿を消していきました。

3. 現在の主流「紙めんこ」の誕生(明治中期〜)

鉛に代わって登場したのが、厚紙で作られた「紙めんこ」です。

丸めんこ: 明治時代後半に流行。

角めんこ: 大正から昭和にかけて流行しました。

黄金時代: 昭和初期から戦後にかけて爆発的に普及しました。当時の人気ヒーローやスポーツ選手が印刷され、子どもたちの「コレクション」としての側面も強くなりました。

4. 現代への継承

昭和30年代(1950年代後半)以降、テレビゲームの普及や遊び場の減少により、日常的に遊ばれる機会は減りました。

しかし、1990年代に登場した「バトエン(バトル鉛筆)」やプラスチック製のカードゲームなどは、めんこの「弾き出す」「ひっくり返す」というルールが形を変えて受け継がれたものだと言えます。

まとめ:めんこの名前の由来

ちなみに「めんこ」という名前は、「面子(めんこ)」と書きます。これは「小さな面(つら=顔)」という意味で、泥めんこに人物の顔が彫られていたことからそう呼ばれるようになりました。

今回、子どもたちが「牛乳パック」を再利用して作ったのは、まさにこの長い歴史の中で進化してきた「紙めんこ」の現代版です。

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