冬の楽しみ!みんなでお餅作り
今日はみつばち児童ファームで、みんなが楽しみにしていた「お餅作り」を行いました!
🥣 準備は前日から
美味しいお餅にするために、餅米は前日から丁寧に洗い、一晩しっかり水につけて準備万端。
今回は餅つき機を使用したので、失敗もなく、ふっくらとコシのある最高のお餅が出来上がりました!

✋ 自分で丸める楽しさ
蒸し上がったアツアツのお餅を、子供たちが自分の手でひとつひとつ丁寧に丸めました。
「やわらか〜い!」「もちもちしてる!」と、手袋越しに伝わる感触を楽しみながら、上手に形を整えていく姿がとても印象的でした。




















😋 お待ちかねの実食タイム!
味付けは、バリエーション豊かに用意しました。
✴︎香ばしい「きな粉」
✴︎甘じょっぱさがたまらない「砂糖醤油」
✴︎パリッと美味しい「味付け海苔」
自分で作ったお餅の味は格別だったようで、「おいしい!」と何度もおかわりをする子が続出!みんな大きなお口で頬張って、お腹いっぱい大満足のお昼ごはんになりました。











【今日のひとこと】
日本の伝統的な食文化に触れながら、みんなの笑顔が溢れる素敵な一日となりました。
お餅つきには、長い歴史と日本ならではの意味が込められています。
お餅つきの歴史と由来
🌾 お餅のはじまり
お餅の歴史はとても古く、弥生時代にはすでに、稲作とともに「もち米」を使った食べ物が作られていたと考えられています。
当時、お米は命を支える大切な作物であり、特に手間のかかる「もち米」は特別な日に食べる神聖な食べ物でした。
⛩ 神様へのお供えもの
お餅は、神様にお供えする「神聖な食べ物(神饌・しんせん)」として使われてきました。
お正月の鏡餅もそのひとつで、「年神様をお迎えし、家族の健康や豊作を願う」という意味があります。
🔨 なぜ“つく”の?
もち米を「つく(搗く)」という行為には、
- みんなで力を合わせる
- 米に宿る力を引き出す
という意味があるとされ、家族や地域の絆を深める行事として大切にされてきました。
🎍 年末年始の行事として定着
平安時代から鎌倉・江戸時代にかけて、お餅は
- お正月
- お祝い事
- 収穫祭
など、**ハレの日(特別な日)**に欠かせない食べ物として広まりました。
特に年末の餅つきは
「新しい年を元気に迎えるための準備」
「一年の無事への感謝」
という意味が込められています。
😊 今の餅つき
現代では、杵と臼だけでなく餅つき機も使われるようになり、行事や体験活動、食育として楽しまれています。
自分で丸めて、みんなで食べる体験は、
- 食べ物の大切さ
- 伝統文化
- 協力する楽しさ
を自然に学べる貴重な機会ですね。
🌸 まとめ
お餅つきはただの調理ではなく、
**「感謝」「願い」「つながり」**が詰まった日本の伝統文化。
子どもたちが笑顔で参加する姿は、まさにその文化が今も受け継がれている証ですね。