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夢吹きアート

とても想像的で楽しそうなアートができました。
技法は「吹き流し」や「ドリッピング(ブローイング)」と呼ばれ、偶然の美しさを楽しむモダンテクニックの一つです。



画用紙に鮮やかな絵の具を落とし、ストローで「フーッ!」と息を吹きかけると、絵の具が思いがけない方向に広がり、まるで色とりどりの花が一斉に咲き誇ったかのようになりました。


強く吹いたり、角度を変えたりすることで、同じものは一つとしてない、生き生きとした個性的な花々が誕生。色の混ざり合いや、絵の具が飛び散る様子が、子どもの自由な発想とエネルギーをそのまま表しています。


夢中になって息を吹き込む笑顔が、このアートの楽しさを物語っています。
偶然が生み出す鮮烈な色彩と躍動感、これが正に「夢吹きアート」の醍醐味なのです。

ピンク、紫、オレンジ、黄色といった鮮やかな色が混ざり合いながら広がる様子は、まさにファンタジックそのもの。

中央には力強く描かれた緑の茎が伸び、その先に生命力あふれる「花」が咲いています。


一つとして同じ形のない、一瞬のひらめきが凝縮された美しい作品となりました。

☪️夢吹きアート(ストローを使った吹き絵)の歴史について

吹き絵技法(ブローイング・アート)の歴史的背景
「吹き絵」の技法そのものは、特別な道具を必要とせず、液体を吹き付けるというシンプルな特性から、様々な形で利用されてきました。

  • 子どもたちの美術教育・遊び:
    水彩絵の具やインクを紙に垂らし、ストローや息で吹き付けて偶然できる形を楽しむこの技法は、小学校や幼児教育の現場で創造性を育む活動として広く取り入れられています。
  • 芸術表現:
    プロの芸術家の中にも、絵の具やインクを吹き付けて偶然性や独特のテクスチャーを作品に取り入れる手法を使う人はいます。
  • 「夢吹きアート」という名称の広がり
    Kana Iwata氏というアーティストが「夢吹アーティスト」として活動し「色のチカラで夢を叶える」というコンセプトのもと、この吹き絵の技法を使ったワークショップを展開し、世界各地で活動している事例が見られます。
    このことから、ご提示いただいた写真の技法を指す「夢吹きアート」は、このアーティストの活動や、関連するワークショップを通じて広がりを見せている名称であると考えられます。

    ストローを使った「吹き絵」の技法自体は古くからありますが、「夢吹きアート」というロマンチックな名前とコンセプトで広く知られるようになったのは、近年のアーティスト活動による影響が大きいと言えそうです。

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