みつばち児童ファームでは、この日、子どもたちが心待ちにしていた??笑
初めての綱引き大会が開催されました。




運動施設では、元気いっぱいの子どもたち8人と、対するのは力自慢のスタッフ2人。いよいよ勝負のとき!笑
でっかいスタッフが2人なんです。ハイ
「よーい、はじめ!」の合図とともに、子どもたちは一斉に「せーの!」と声を合わせて綱を引っ張ります。

顔を真っ赤にして踏ん張る子、

笑いながらも必死な子、

それぞれの表情に本気の気持ちがあふれています。
一方のスタッフも負けじと力を込めますが、9人の団結にはかなわない様子と思いきや





少しずつ、少しずつ、お子さん達の足がズルズルと引き寄せられていきます。
応援の声も飛び交い、会場は大盛り上がり!
ついにお子さん達がバランスを崩して一歩後退すると、「あ〜あっ!」と子どもたちの歓声が響き渡りました。

みんなで力を合わせて頑張った綱引き大会。
楽しさと達成感があふれる、忘れられない思い出となりました。
お子さんたちのあまりの可愛さに思わず吹き出してしまいました。

みんなで綱引きをする意義
綱引きは、力を合わせて一つの目標に向かうシンプルながらも奥深い運動です。子どもたちが、みんなで綱引きをすることには、運動面だけでなく、社会性や情緒面においても大きな意義があります。
まず、綱引きはチームで協力することが求められる活動です。「仲間と息を合わせる」「力を出すタイミングをそろえる」といった協調的な行動が必要であり、これらを通して他者との関わり方を自然に学ぶことができます。普段、集団活動に不安や苦手意識を持つ子どもにとっても、「みんなでやる」「力を合わせる」という成功体験が自信につながります。
また、視覚的にわかりやすく、ルールが明確なため、発達障害のある子どもたちにも理解しやすく、安心して参加しやすい運動です。「綱を引く」という行動はシンプルでありながら、全身を使うため、感覚統合の支援にもつながります。体を動かす楽しさを感じながら、達成感や一体感を味わうことができるのも綱引きの大きな魅力です。
さらに、「勝ち負け」という要素も、感情のコントロールや他者への配慮を学ぶ機会になります。勝った喜びや負けた悔しさを共有することで、自己理解や他者理解を深めるきっかけにもなります。
このように、綱引きは、子どもたちにとって、単なる運動遊びを超えて、他者との関係性を築く力、自己表現の場、成功体験を得る貴重な機会を提供してくれる活動です。だからこそ、みんなで綱引きをすることには大きな意義があるのです。