みつばち児童ファームでは、地震について学習するため、消防庁が制作したアニメーション「クイズで防災を学ぼう!(地震編)」を視聴しました。
動画では、物語形式で地震の基礎知識が説明され、子どもたちからも、積極的な意見が出されました。
学習内容の要点
★地震の基礎知識
マグニチュード(地震のエネルギーの大きさ)と震度(ある場所の揺れの強さ)の違いについて学びました [01:31]。
★地震発生時の行動
地震の揺れを感じたら、まずは身の安全を確保するために机の下にもぐるなどの行動が大切であること [08:00]。
★日頃の備え
「自助」(自分の身は自分で守る)、「共助」(近隣で助け合う)、「公助」(公共の助けを借りる)という3つの考え方や、非常食、ラジオ、水などの備蓄、家族との安否確認方法の取り決めが重要であることが確認されました [12:05]。
みつばち児童ファームでは、地震発生時の対応を身につけることを目的として、防災訓練を実施しました。


子どもたちは、これまで学習してきた「地震の際にとるべき行動」や「日頃からの備え」の知識を活かし、真剣な表情で訓練に取り組みました。
訓練では、まず「地震が発生した」という想定のもと、揺れを感じた際に机の下に素早くもぐるなど、身の安全を確保する動きを確認しました。
「まずは自分の命を守ることが大切」という学習内容を思い出しながら、落ち着いて行動しようとする姿が見られましたね。
その後は、避難経路を通って安全な場所へ移動する練習も行いました。


そして、途中で職員の指示に従いながら、お互いに声をかけ合い、整然と行動することができました。


さらに、備蓄品の確認や、非常時の連絡方法についての説明もあり、子どもたちは興味を持って耳を傾けていました。
お家に帰って、防災グッズをもう一度再確認し、家族の誰かが、連絡がつかなくなった時には、どうしたらよいか?
どう言う方法が自分達にとって最も良い方法なのか等を考える機会になったのではないでしょうか。



訓練を通して、「自助・共助・公助」の考え方の大切さを再確認し、防災への意識を一層高めることができたと思います。最初は、消防に連絡するも、中々連絡が取れず、自分たちで身を守る事の大切を教わりました。次に家族や近所との助け合い、最後には、市役所、消防等の協力を得るようにする。
今後も、いざという時に落ち着いて行動できるよう、継続して防災意識を育てていきましょう。

