



コーンを使ったドリブルとPK練習
今回のサッカー練習では、コーンを使ったドリブルやペナルティーキック(PK)の練習にチャレンジしました。運動施設では、カラフルなコーンが並び、子どもたちはその間を一生懸命にボールを運んだり、ゴールめがけて思い切りボールを蹴ったりと、元気いっぱいに取り組んでいました。




なにより印象的だったのは、どの子も笑顔が、生き生きとしていること。そして、少しボール扱いが苦手なお子さんがいたときには、「こっちだよ!」とやさしく声をかけてあげたり、スタッフの指示がなくても、寄り添う姿も見られました。まるでチームの仲間同士が、自然に支え合っているようで、嬉しくなりました。



練習の狙いとメリット
このようなサッカー練習には、次のようなたくさんの良いことがあります。
⚽ 運動能力の向上
- コーンを避けながらのドリブルは、体と目の連携やバランス感覚を育てます。
- PK練習では、狙いを定めてボールを蹴ることで、力加減やタイミングの感覚を養います。
👀 集中力と注意力が育つ
- コーンの間を進んだり、ゴールを目指してキックすることで、目標に集中する力や注意を持続する力が伸びます。視覚的な目印があるので、取り組みやすく、達成感も感じやすくなります。
🤝 社会性とコミュニケーションの力を育む
- 複数人で交代しながら練習することで、**「順番を待つ」「ルールを守る」「励まし合う」**といった社会的なスキルが自然と身につきます。
- コーチや仲間とのやりとりの中で、コミュニケーションの楽しさや大切さも体験できます。特に今回は、仲間ができない子をそっとフォローする場面がたくさん見られ、みんなのやさしさがあふれていました。
🌈 自己肯定感の向上と達成感の提供
- 「ボールをうまくドリブルできた!」「ゴールできた!」といった体験は、子どもたちにとって大きな自信となります。
- 自分にできることが増えていく喜びは、次のチャレンジへのやる気にもつながります。
🌿 ストレス軽減と感情の安定
- 身体を動かすことで、心もスッキリ。運動は感情の安定にもつながり、気持ちの切り替えがしやすくなります。
🏁 構造化された安心のある環境
- コーンなどの目印を使うことで、「どこを通ればよいか」「何をすればよいか」が分かりやすく、安心して練習に取り組むことができます。見通しが立つことで、不安も減り、のびのびと活動できます。
練習の様子
運動施設には、お子さんたちの元気な声と笑顔が広がっていました。
ときにはボールが思うように動かず、立ち止まる子に、そばにいた子が、いっしょになって寄り添いボールを追いかける姿が見られました。
ゴールを決めた瞬間には、周囲からも、「すごい!」「やったね!」と、







みんなが「自分のことだけじゃなく、仲間の頑張りを応援する」ことができていて、それがとても自然で、あたたかく感じられました。
スタッフのまなざしも優しく、安心できる雰囲気の中で、お子さんたちは思いきり体を動かし、楽しみながらたくさんのことを学んでいました。このような練習は、運動のスキルだけでなく、心の成長や思いやりの心を育てる貴重な時間となっています。