今日は「音カルタ」でスマートフォンアプリから流れる音を頼りに遊ぶ、新感覚のカルタ遊びをしました。

従来のカルタのように読み手が文字を読み上げる代わりに、犬の鳴き声やバイオリンの音、電車の音など、身近な音から珍しい音まで57種類もの効果音が読み札になります。
✴️遊び方
アプリの準備
音カルタのスマートフォンアプリを起動します。
札を並べる
机や床に、音に対応する絵札を広げて並べます。

音を聴く
アプリから流れる効果音をよく聴きます。

札を取る
聴こえてきた音に合う絵札を、誰よりも早く見つけて取ります。




ゲームが始まると、お子さんたちは、耳を澄ませアプリから流れる音に集中していきます。
カルタを見つけると素早く『はい!』と元気よく札に手を伸ばしていきました。
音をしっかり聴き、集中力を高めていく様子が伺えます。


『ひらがな』が分からず、文字読みの初期段階であっても、リアルな音と絵を理解する事で、語彙力や表現力アップに繋がるので、とても良いと思います。


カルタが取れると満面の笑みをみせながら、得意そうにみんなに披露してくれたり、また、取れなくて悔しい想いをしながらも、泣く事なく最後まで諦めず頑張る事ができたり、お互いを認めて褒め合う場面からも、みんなの優しい気持ちが垣間見られ、スタッフも微笑ましくなりました。


達成感や学習意欲の向上にもなり、大切な療育になると思います。
音カルタは、スマートフォンが読み手となるため、お子さんたちだけでも負担なく遊ぶことができますので、家庭でも楽しんでほしいです。
✴️音カルタをする意義と効果
音カルタは、ただ楽しいだけでなく、お子さんたちの成長に様々な良い影響をもたらします。
- 聴覚と集中力の向上
音カルタは、耳を澄まして音を聴き分け、それに合った札を探すため、聴覚を刺激し、集中力を養います。読み上げられる文字ではなく、純粋な「音」を直感的に認識することで、音に対する感度や、音を注意深く聴く力が自然と育まれます。 - 文字が読めない小さなお子さんでも楽しめる
ひらがなが読めない小さなお子さんでも、音を聴いて札を取るため、直感的にゲームに参加できます。これにより、文字の学習段階に関わらず、カルタの楽しさを体験できます。これは、遊びを通して自然とルールを学び、参加する喜びを感じる上で非常に重要です。 - コミュニケーションの促進と協調性の育成
家族や友達と一緒に遊ぶことで、自然と会話が生まれ、コミュニケーションが促進されます。「今の音は何だろう?」「あの音はどこ?」など、音について話し合うことで、会話のきっかけが生まれます。また、みんなで楽しく遊ぶ経験を通して、協調性や相手を思いやる気持ちも育まれます。 - 創造性と感受性の向上
57種類という豊富な効果音に触れることで、お子さんたちは様々な音の世界に触れることができます。身近な音から珍しい音まで、普段意識しないような音に気づくきっかけとなり、創造性や感受性を豊かにします。 - 発達支援への貢献
音カルタは、お子さんの療育や支援にも活用されています。聴覚の刺激は、聴覚支援に繋がり、素早く音を認識し札を取る動作は、反射神経や判断力の向上に貢献するとされています。遊びを通して、楽しみながら必要なスキルを伸ばすことができる点が大きな特長です。 - 音カルタ体験会を通じて、お子さんに笑顔と感動を届け、創造性や感受性を育むことができると考えています。
一部ネットから抜粋しました。