運動施設では、熱気あふれるタグラグビーでした。
最初はスタッフから説明をうけながら、戦略方法を話し合いから始めます。


『さぁ〜はじめるよ。』
ラグビーボールを追いかける小さな足は、床を力強く蹴り上げ、子供等は、フィールドを縦横無尽に駆け巡ります。ボールを持った子は、相手の動きを見極めながら、鮮やかなステップで翻弄。





タグを奪おうと手を伸ばす相手を、身軽な動きでかわしていきます。
『ナイスパス!』『こっちだよ!』
仲間同士の声が飛び交い、連携プレーも生まれています。
ボールを持たない子は、空いたスペースを見つけて走り込み、仲間にパスコースを作ります。

守備では、相手の動きを予測し、素早い動きで近づき、狙い澄ましてタグを奪取!
時には、フェイントを織り交ぜた巧妙な動きも見られ、その小さな頭脳がフル回転している様子が伝わってきます。
転んでもすぐに立ち上がり、ボールを追いかける姿は、まさに『イキイキ』『はつらつ』という言葉がぴったり。

ラグビーに比べ、ルールが簡素化されているとはいえ、子供たちは自然と戦略的な動きを身につけていくようです。
誰がボールを持つか、どこに走り込むか、どのように相手の動きを封じるか。遊びを通して、考える力やコミュニケーション能力も育まれていくのでしょう。




みつばち児童ファームのタグラグビー。それは、子供たちの笑顔とエネルギーが溢れる、活気に満ちた時間でした。
✳️ドッジボール
運動施設では決められた競技の他に、子供達で話し合いを持って次に取り組む運動を毎回決めていきます。
SSTの要素を取り入れて、まとめていくお子さんがいます。
「今日はどんな競技からはじめるかな?」と、問いかけると、子どもたちの間から、「ドッチビー、鬼ごっこ」そして「ドッジボール」と、様々な声が上がります。
やりたい運動を言ってもらい、一人ひとりの意見に耳を傾けます。
一番多かったのは、ドッジボールでした。




みんなの意見が全て通る訳ではありませんが、希望が叶わなかったお友達は、次回には達成出来るように、みんなで話し合いも持っていきます。『どうすれば皆が満足できるか?』など、考えながら進めています。
さあ、いよいよドッジボールの始まりです。子どもたちは、コートの中に元気よく散らばり、ボールを持つと、狙いを定めて力いっぱい投げつけます。ボールが勢いよく飛んでくるたびに、歓声や笑い声がいっぱいです。











『いくでー』の声に、身をかがめてボールを避けたり、『ナイスキャッチ!』の声に、『こっちこっち』と、子どもたちの表情は真剣そのもの。ボールを追いかける目は勢いで輝き、仲間と協力して勝利を目指す姿は、見ているスタッフたちも自然と笑顔にしてくれます。
時には、ボールがうまく当たらずに悔しそうな表情を見せる子もいましたが、すぐに気持ちを切り替えて、次のプレーに臨んでいました。チームの一体感が感じられました。






子どもたちのイキイキとした笑顔と、はつらつとした動きが、みつばち児童ファームのドッジボールを最高に盛り上がっていました。