今日は風船バレーのイベントでした。

子どもたちの元気な歓声が響き渡っています。風船を使ったバレーボールです。2組に分かれた子どもたちは、始まる前からワクワクした表情を隠せません。
「いくよー!」「うぁー!」
開始の合図とともに、色とりどりの風船がコートに放たれました。ゆっくりと漂う風船に、子どもたちは真剣そのもので、一斉に追いかけ始めます。
「そっち行ったよ!」「ナイス!」
風船は予測不能な動きを見せ、なかなか相手コートに届きません。笑





それでも子どもたちは、懸命に手を伸ばし、全身を使って風船を打ち上げようとします。小さな体を目一杯に使ってジャンプしたり、時には転びそうになりながらもボールを追いかけたりと一生懸命です。
「やったー!」
風船がネットを越えるたびに、「うぁ〜」と歓声が上がります。得点が入ると、チームの仲間とガッツポーズをしたり、喜びを分かち合ったり。たとえ相手に得点されても、「次、取り返すぞ!」とすぐに前向きな声が飛び交います。



何度も何度も打ち合うたびに、子どもたちの動きはだんだんと洗練されていきます。ボールを追い掛けながら、相手の動きを見てコースを予測したりする場面も見られるようになりました。
「いくよ!」

声を掛け合い、アイコンタクトを取りながらプレーする姿は、チームワークの素晴らしさを教えてくれます。ミスをしても、誰一人責めることなく、「大丈夫!」「もう一回!」と励まし合う温かい雰囲気が、そこにはありました。

時折、フーセンが予想外の方向に飛んでいくと、子どもたちは顔を見合わせて笑い出します。真剣な表情と笑顔が入り混じる様子は、風船バレーならではの光景でしょう。
勝ち負けよりも、それ以上に、みんなで一緒にボールを追いかけ、笑い合うことの楽しさを全身で感じているようでした。





イベントの終わりには、達成感と笑顔で満ち溢れていました。体を動かすことの喜び、仲間と協力することの大切さ、そして何よりも楽しい時間を共有できたこと。みつばち児童ファームには、今日も子どもたちの元気な笑い声で一杯でした。