今日は、大阪にある万博記念公園「太陽の塔」に出向きました。
朝から、どんよりとした天候で、丁度、午後から雨が降り始めたので、公園の散策やパピリオンの見学が、できなかったのが残念でした。
自然文化園では、テレ朝の祭りイベントが開催されて、雨の中ではありましたが、傘をさした観客で賑わいを見せていました。みつばちも少しですが、その様子を見る事ができました。
太陽の塔は、バッチリと見る事ができました。
太陽の塔(たいようのとう)は、大阪府吹田市にある万博記念公園内に建つモニュメントで、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のシンボルとして制作されました。日本を代表する芸術家、岡本太郎によってデザインされ、その独創的な造形と深い哲学的な意味で広く知られています。
過去・現在・未来を象徴する3つの顔と内部展示を持つユニークな構造です。
外観
- 黄金の顔(未来を象徴)
塔の頂点にある金色の顔で、未来の可能性と希望を象徴しています。
- 正面の顔(現在を象徴)
塔の正面に配置された赤い模様のある顔。今を生きる人間の力強さを表現しています。
- 背面の黒い太陽(過去を象徴)
背中側に描かれている黒い太陽は、歴史や過去の記憶を象徴しています
内部
「生命の樹」と呼ばれる巨大な柱を中心に、生命の進化をテーマとした展示が万博当時行われました。現在でも内部見学が可能で、復元された生命の樹や当時の展示を見ることができました。
お子さんたちからは、煌びやかなオブジェを見るなり「うぁすごい」と驚きと感激の声が、あちこち上がっていました。
- 生命の樹: 高さ41メートル。樹には様々な生物の模型が取り付けられ、進化の過程を表現。
- 地下空間: 万博当時は「地底の太陽」というオブジェが設置され、宇宙や原始の生命をテーマにしていました。
コンセプトと岡本太郎の思想
岡本太郎は、「芸術は爆発だ」という言葉で知られるように、常識にとらわれない創造的な発想を重視しました。太陽の塔にも次のような深い哲学が込められています:
- 生命の賛歌: 太陽の塔は、人類の歴史と生命の進化を祝福する存在です。
- 普遍性の追求: 未来、現在、過去を結びつける構造により、時代を超えた普遍的なメッセージを表現。
- 反権威性: 当時の規律的で整然としたモダニズム建築に対抗する、自由で荒々しい形状。
太陽の塔はその独自の形状と岡本太郎の芸術的なビジョンを体現した作品として、今なお多くの人々に感動を与え続けています。
みつばちっ子は、どんな印象をもちましたか?想像していた通りでしたか?
天才芸術家の発想には、想像も付かない未知なる夢と希望がみち溢れていました。今ならコンピュータやAIで、直ぐに構想できますが、当時は、手書きの下絵から起こされた物で、それも展示されていて貴重な体験をさせて頂きました。
次週の30日には青木松風菴月化粧ファクトリーの工場見学です。
牛乳饅頭を製造される過程を見学します。楽しみにしていてね。