月~金(日曜定休)
13:30〜17:00
土・祝・長期休暇
10:30〜17:00

0744-28-5688

お知らせ・日々の出来事

  1. Home Home
  2. お知らせ・日々の出来事
  3. 日々の活動
  4. 菊花の壁紙づくり

菊花の壁紙づくり

季節に即した内容を毎回壁紙にして作成しています。

今月は「菊」です。

原産地は中国で、日本には、奈良時代末期に観賞用や薬草として伝えられ、当初は貴族や天皇家などに愛されたことから、「高貴な花」と言われるようになりました。国の国章にもなっています。

天皇家の紋としてその始まりは、鎌倉時代「承久の乱」を起こした後鳥羽上皇が腰刀に菊紋を彫り、文様として取り入れ、これが代々使われていくうちに皇室の紋章となったといいます。ちなみに、パスポートの表紙にある紋は「十六菊」といいます。

天皇家(十六弁八重表菊)紋

(じゅうろくべんやえおもてぎく)

儒教の経書、『礼記(らいき)』に「鞠」という植物があり、キク科植物研究の第一人者である北村四郎は、この花は中国北部に生息しているセイアンアブラギクか、ホソバアブラギクだろうと推測して現在も使われている「菊」という漢字も「鞠」に由来するそうです。


キクは「菊」を音読みしたもので、散らばった米を一か所に集める様子を示した漢字で、菊の花びらが、米に見立てられているとされます。

(ネットから抜粋しました)

菊の花言葉

色によって異なるそうです。

白い菊:真実、真心

黄色の菊:高貴、友情

赤い菊:愛情

ピンクの菊:愛らしさ

等があり、菊全般の花言葉として「高潔」「長寿」があり、日本や中国で長寿を願う花として大切にされてきました。

日本文化における菊

日本では、9月9日に「重陽の節句」という伝統行事があり、菊を飾ったり、菊酒を飲んだりして長寿を祝う風習がありましたが、新暦になり、節句としてお祝いする事もなくなりました。

しかし、「秋を彩る花」として多くの人に愛され、日本文化の中でも重要な位置を占めている事にはかわりがありません。

壁紙をつくる効果にはいくつかあります。

★手先の器用さが鍛えられる

1.紙を細かく丸めたり形を整えたりする作業は、手先の細かい手順が必要です。これにより、子どもの指先の器用さが鍛えられ、特に幼児や児童には、手先の発達に役立ちます

2.集中力と忍耐力が養われる

菊の形を作るには、丁寧に丸めて整えるプロセスが必要で、繰り返しの作業が多くなります。これが、集中力や忍耐力を養うきっかけとなり、仕上がりの美しさにこだわる気持ちも育ちます。

3.創造力と色彩感覚が豊かになる

紙の色や形、配置などを工夫することで、オリジナルの菊が完成します。 色彩の組み合わせや花びらの形を工夫する過程で、創造力と色彩感覚が育まれます。美しいセンスも養われます。

4.材料費が安く、手軽にできる紙さえあれば簡単に始められる。

コストがほとんどかからず気軽にできるメリットがあります。

5.完成した作品がインテリアやギフトに最適

完成した菊のペーパーフラワーは、インテリアの飾りやプレゼントとしても使えます。 手作りの温かみのある作品が周囲にあることで、空間に彩りが生まれ、特別な雰囲気があります。

6.心のリフレッシュとリラックス効果

紙を丸めて花を作る作業は単純でありながら、無心になれるため、ストレスの軽減やリフレッシュ効果も期待できます。

これらの利点から、紙を丸めて菊作りをする作業は、教育面からも心理的なリフレッシュ効果の面からも多くの魅力があります。

関連記事