月~金(日曜定休)
13:30〜17:00
土・祝・長期休暇
10:30〜17:00

0744-28-5688

お知らせ・日々の出来事

  1. Home Home
  2. お知らせ・日々の出来事
  3. 暮らしの知恵袋
  4. 農業暦とニ十四節気

農業暦とニ十四節気

何故、ニ十四節気を作る必要があったのでしょうか?

ニ十四節気の成り立ちをまとめてみました。

二十四節気は、季節の変化を示す指標で「黄道」と呼ばれる太陽の通り道を24等分したもの。

日本には飛鳥時代に暦と共に中国から伝来したと言われています。

現在は生活様式も異なり、段々と必要とされなくなって来ていますが、自然相手に生計を立ていた頃の一昔前までは、日本人の生活とも切り離せないものがありました。

農作業において、季節をより正確に知る必要があったため、節気を細かく分割(1年を24にわける)して、季節の変化を分かりやすく把握したと言う訳です。現在にいたるまでに何度も修正されたそうですよ。

2500年前の中国の黄河流域に於いて、種まきや収穫などの農作業の目安にする ために必要になったと言うものですが、それもはっきりしておらず、春秋戦国時代以前に、既にあったという節もあるようです。1年間で昼の時間が最も長い日を夏至、最も短い日を冬至、 それに昼と夜の長さがほぼ同じになる日を春分、秋分としました。(二至二分・にしにぶん)

ニ十四節気は、農業が盛んで、季節の移り変わりの中で、自然の恵みと共に暮らしていたころには欠かせないものでした。季節に合わせて種まきや稲刈りの準備、収穫を行うため、農村に暮らす人々にとって農作業の共通の目安として、二十四節気は広く役立てられたようです。

それにしても、季節の変化を示す指標とはいえ、実際の季節と随分ズレがあるのはどうしてなのでしょうか?

暦上は立春でも(今年は、2月4日土曜日)寒くて寒くて春とは思えない!笑

今年などは例年にない寒波で、真冬そのものですよね。寒風、積雪、氷、つららといった具合いです。

二十四節気が中国で作られ、中国に合わせた指標だから、ズレが生じたと言う訳です。(暑さ、寒さのピークにズレがあり、中国の方が1〜2ヶ月早いらしいです。)

立春(2月上旬)、立夏(5月上旬)、立秋(8月上旬)、立冬(11月上旬)などもそうですよね。

季節と暦日の不一致を補うために、暦に二十四節気を書き入れたと言われてます。

関連記事