万華鏡といえば、鏡が入った筒状の中に細かく切った色紙を入れて回転させる事で模様が連続的に表現され、反射と拡大の効果により造形が見事に創造されていきます。
みつばちでは通常作られる筒状の万華鏡ではなく、折り紙で万華鏡を折って回転させながら楽しみました。
折り紙は、模様やカラーも豊富で片面だくなでなく、両目カラーもあり、オシャレで目を惹く物も増えてきました。
又、書籍だけでなく、YouTubeなどで詳しく解説され、手軽に希望する作品が作れるようになりました。
ここで、折り紙で作品をつくるメリットについてお話していきます。
折り紙には、ワーキングメモリを強くする効果があるのです。
ワーキングメモリが弱いお子さんには、以下のような特性が見られることがあります:
- 指示を忘れる:一度に複数の指示を出されると、それをすべて覚えられない。
- 物を忘れる:教科書や宿題、持ち物をよく忘れる。
- 作業の手順を忘れる:問題を解くための手順や、日常のルーチンを忘れがちである。
- 学習の遅れ:読み書きや算数の基礎的なスキルを身に付けるのに時間がかかる。
- 注意が散漫:一つの作業に集中し続けるのが難しい。
- 問題解決の困難さ:情報を同時に処理することが難しく、問題解決に時間がかかる。
- 会話の中での困難:話を理解したり、話のポイントを覚えておくのが難しい。
これらの特性は、個々のお子さんによって異なり、程度もさまざまです。適切な支援や対策を講じることで、ワーキングメモリの弱さを補い、学習や日常生活での困難を軽減することができます。